☆東が丘の賃貸マンション|置床工事(二重床工法・際根太・支持脚)・ボード張り(パテ処理)
皆さま、こんにちは。
本日12月10日はノーベル賞授与式の日だそうです。
この10日は式の会場となる北欧諸国の時間なので、実は日本時間だと11日になります。
今年は日本人も受賞予定なのでぜひ注目してみてくださいね!

さて、構造見学会の告知や報告が続いていましたが、
前回紹介した工事の様子は転がし配管・ユニットバス設置・LGS設置でした。

(☆東が丘の賃貸マンション|転がし配管・ユニットバス設置・LGS設置(間仕切り))
今回は置床工事やボード張りといった内装工事の様子をご紹介します!

内外装仕上げ工事がどんどん進んでいる当現場。
今回は内装工事を一気にご紹介していきたいと思います!
LGSを組立てて壁の骨組みを造り、間仕切りを設置しました。
この後行われるのが置床工事、その言葉の通り床を置いていくような工事となります。
際根太(きわねだ)や支持脚を設置、床材を乗せていきます。
際根太は壁際などに設置される根太(木材)で、
支持脚は際根太が支える際以外の箇所で床材を支えます。

▲奥に見える木材が際根太、床材の端部分などの沈み込みを防ぎます。
T字のようなものが支持脚、下部についたゴムで歩いた時の衝撃を緩和します。
この二重床工法ではコンクリートの床と床材の間に一定の空間が生まれます。
空間を開けることで音の振動が伝わりにくくなり、下の階に足音などが響きにくくなるメリットがあります。
転がし配管の上に床を造ることができるのも二重床工法だからこそなんです!

▲床下空間を覗くと配管が通っていることが分かります!

▲床材設置完了後の様子。
床材のパーティクルボードは木材の欠片と接着剤で加工したものです。
そしてボード張りを行うことで壁の下地が完成します。
プラスターボード(石膏ボード)という石膏の両面に紙を張ったボードを
LGSにビス(ネジ)で固定して張っていきます。

▲ボードを張ったお部屋。ボードは天井にも張っていきます。
プラスターボードは耐火性や耐久性に優れており、軽量で加工がしやすい特徴があります。
そしてボードの継ぎ目やビスを打った部分にパテを塗るパテ処理を行います。
ボードの目地(ボードとボードのつなぎ目)やビスの部分を平滑に整えることで、
ボードの上にクロス(壁紙)が張れるようになります!

▲パテ処理が行われた様子。
そしてボードにクロスを、床材にフローリングを張ることで、
私たちがよく見るお部屋になっていくんです!

着々とお部屋が完成に向かっています。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆東が丘の賃貸マンション|転がし配管・ユニットバス設置・LGS設置(間仕切り)
皆さま、こんにちは。
今日は朝から日の光が差していて暖かいですね。
明日からは全国的に気温が急降下するようです。
寒暖差には警戒しつつ、今日の暖かい一日を楽しみましょう!

さて、前回はサッシ取付の様子をご紹介しました。

(☆東が丘の賃貸マンション|サッシ取付(サッシアンカー・トロ詰め))
今回は転がし配管・ユニットバス設置・LGS設置の様子をご紹介します!

前回から引き続き内装工事の様子を見ていきましょう。
最初に紹介するのは転がし配管、配管工事の一種です。
転がし配管はコンクリートの床に直接配管を行うのが特徴で、
「メンテナンスが容易になる」というメリットがあります!

▲コンクリート床の上に直接配管する「転がし配管」。
灰色の太い管は排水管、逆流を防ぐためにわずかに勾配をつけて設置されています。
そして青色が水、ピンク色がお湯が通る管で、白色がガス管です。
この管はこの色、と種類によって色分けして一目で区別できるようにしていますよ。

▲上から給湯管(赤)、給水管(青)、ガス管(白)。
そして配管工事の次に行われるのがユニットバスの設置です。
ユニットバス(UB)は工場で製作された部材などを現場で組み立てて施工します。
プラモデルを造るような感じ、といえば想像しやすいでしょうか。


▲ユニットバスは現場で組み立てられます!
ただユニットバスを組み立てただけではもちろん浴室として使用できないため、
先ほどの配管や電気の配線などをユニットバスにつなげていきます。

▲配管や配線をつなげることで浴室の模型から使える浴室にしていきます。
この後はLGSを設置して間仕切り(まじきり)を行います。
その言葉の通り「空間」を「仕切る」作業で、
今まで1つの広い空間だったところを壁で仕切って部屋を造っていきます!
その壁の骨組みとなるのがLGS(Light Gauge Steel)。
いわゆる軽量鉄骨で、壁内部の骨組みとして設置されます。

▲LGS。
木材と比べて湿気による曲がりや反りが起こりにくく、耐火性に優れます。
LGSの設置で骨組みだけでも間仕切りを行うことで
少しずつですがお部屋らしくなってきました!


▲先ほど紹介したユニットバスもLGSに囲まれていました!
着々と内装工事が進んでいます!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆東が丘の賃貸マンション|サッシ取付(サッシアンカー・トロ詰め)
皆さま、こんにちは。
今日はスーパームーンが見られるそうです!
2025年で最も地球に近く満月で、大きな満月に見えるみたいです。
曇りの場所も多いようですが、皆さんぜひチャレンジしてみてくださいね。

さて、前回は3階立上りコンクリート打設の様子をご紹介しました。

(☆東が丘の賃貸マンション|3階立上りコンクリート打設(上棟・天端ポインター))
今回はサッシ取付の様子をご紹介します!

これまでは建物自体を造る躯体工事をご紹介してきましたが、前回で上棟となりました。
今回から内装や外装など仕上げ工事のご紹介をしていきたいと思います!
今回ご紹介したいのはサッシ取付、この記事でのサッシは窓枠のことです。
「サッシ」は開口部に用いる外部建具全般を指すので、実はドアもサッシの一つに含まれます。

▲壁に穴が開いている部分が開口部。
打設の時点であらかじめ開口を設けておきます。

▲サッシ。
サッシの空いている部分には後ほど窓ガラスがはめこまれます。
サッシを取り付けていく開口部をよく見ると、何やら丸いものが設置されています。

これはサッシと壁をくっつけるために用いるサッシアンカーというものです!

▲サッシアンカー。
コンクリートの躯体部分に埋め込まれています。
サッシアンカーはもともとコンクリートパネル(コンパネ)(※)についていて、
打設後にコンクリートに埋め込まれることで上のような状態になります。
※コンクリートパネル(コンパネ)
コンクリートを打設する(流し込む)際に使う型枠のこと。
設計図通りの形にコンクリートが固まるまで保持するために型枠を設置します。
先ほどのサッシアンカーと鉄筋(溶接棒)を溶接した後、
今度はその鉄筋とサッシを溶接して窓枠を取り付けていくのですが、
このままだとサッシと躯体の間に溶接棒分の隙間ができたままになってしまいます。
▲サッシアンカーと鉄筋(溶接棒)を溶接した後の様子。
躯体のコンクリート部分とサッシの間に隙間ができています。
そういった隙間を埋めるためにモルタルを詰めていきます!
こちらはトロ詰めという作業になります。


▲トロ詰めの様子
モルタルはセメント(石灰石と粘土を主原料として焼成したもの)に砂と水を加えて混ぜ練ったものです。
一見コンクリートに見えますが、コンクリートにはさらに砂利が加えられています。
強度としてはコンクリート>モルタルになっていますよ。
そしてサッシ取付が完了したらガラスをはめ込んで窓の完成となります!
内装工事が着々と進んでいました。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】




