☆目黒区東が丘の賃貸マンション|基礎配筋工事・基礎型枠工事(基礎エース)
皆さま、こんにちは。
南の地方から続々と梅雨入りしていますね。
関東地方は未だに梅雨入り宣言がされておらず、平年より遅めなようです。
ジメジメとした暑さに備えて今のうちにスポーツやサウナなどで汗をかいておきましょう!

さて、前回は捨てコンクリート打設の様子をご紹介しました。
今回は基礎配筋工事と基礎型枠工事の様子をご紹介します!
前回の記事でご紹介した捨てコンクリートの役割はいわば作業のための「下準備」。
捨てコン打設によって平らになった地面の上に基礎配筋を行っていきます。
基礎配筋では、その名の通り建物の基礎となる部分に配筋を行っていきます!
配筋とは鉄筋を組んでいく作業のことで、
職人さんたちが設計図を基に鉄筋を所定の位置に配置していきますよ。
鉄筋を支えるように配置された柱のようなものがあります。
こちらは基礎エースと呼ばれるもので、基礎配筋ならではのアイテムです。
▲真ん中にTの形で立っているのが基礎エースです。
基礎エースは主筋(※)を一定の高さ・位置に保持するために設置されます。
基礎配筋を行う上のいわば「目印」として重要な役割を果たしていますよ。
※主筋
柱や梁などから生じる垂直力や水平力、
曲げの力(材料に負荷がかかった際に発生する力)を負担する鉄筋のこと。
基礎配筋工事が終わると次は基礎型枠工事となります。
型枠とは、打設された生コンクリートを一定の形状に保ち、
コンクリートが適切な強度に固まるまで支えるために設置される仮設物です。
▲型枠建込中の様子。
生コンが適切に固まるまで支えられるように、
型枠はフォームタイと呼ばれるボルトと単管で締め付けて固定します。
建て込まれた型枠の上に白いものを設置している職人さんがいました。
こちらは断熱材を敷き込んでいる様子です!
今回敷き込まれていたのはカネライトフォームという断熱材。
独立気泡の小さな泡の中に気体を閉じ込める構造によって、
断熱の大敵である水が入りにくく、
断熱性能の劣化や建物の劣化につながる結露を抑制する効果をもちます!
▲断熱材
これらの配筋工事や型枠工事などは次のコンクリート打設のための準備となります。
着々とコンクリート打設に向けて工事が進んでいました!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆目黒区東が丘の賃貸マンション|捨てコンクリート打設
皆さま、こんにちは。
本日5月26日は「東名高速道路全通記念日」だそうです!
東京都から愛知県小牧市までの全線が開通したのを記念しています。
今では生活に欠かせない高速道路、今一度感謝したいものです。

さて、前回は根伐り・山留工事の様子をご紹介しました。
(☆目黒区東が丘の賃貸マンション|根伐り・山留工事(矢板))
今回は捨てコンクリート打設の様子をご紹介します!
まず、コンクリート打設とは生コンクリートを流し込む(=打設)作業のことです。
生コンクリート、略して生コンは固まる前のやわらかいコンクリートですよ。
さっそく現場にその生コンを運ぶミキサー車(生コン車)がやってきました!
ミキサー車が工場から生コンを運び、その生コンをポンプ車に移すことで打設ができるようになります。
▲現場にやってきたミキサー車(生コン車)。
生コンの入ったドラムを回しながら運搬することで、運搬中の生コンの分離を防ぎます。
ミキサー車とポンプ車の後方部をドッキング、ポンプ車に生コンクリートを移します。
そしてポンプ車から伸びるホースから生コンを圧送(圧力をかけて送る)、打設開始です!
▲ポンプ車の後方にあるホッパーという開口部に生コンを移している様子。
根伐り・山留工事を経て整地された地面に直接コンクリートを打設していきます。
▲打設用のホースを職人さんが巧みに操ります!
このコンクリートは建物を造る前準備として流し込むもので、
基礎の底面を滑らかにしたり、墨出し(※)を行いやすくする等の目的があります。
※墨出し
後に行う部材の取り付けや仕上げ作業のために、下地面などに墨で印をつけること。
職人さんたちの作業の効率を上げるための下準備のようなものです。
建物自体の構造には関わらないため、捨てコンクリートと呼ばれます。
捨て、と聞くとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、とっても重要なんです!
そして流し込んだ生コンをそのまま固まるまで放置、とはいきません。
生コンクリートを平らに均していく作業がありますよ。
▲職人さんが均していくことで平らなコンクリートになっていきます!
生コンを流し込んで、均して、コンクリート打設は完了となります。
完了後の様子はこちら!
職人さんたちによって平らに均されました!
この後はいよいよ基礎の配筋工事や型枠工事が始まりますよ。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆目黒区東が丘の賃貸マンション|根伐り・山留工事(矢板)
皆さま、こんにちは。
ゴールデンウィークが明けましたね。
私は連休中をまったり過ごしたおかげで生活リズムが少し乱れました。
少しずつ身体の調子を取り戻していきたいものです。

さて、前回はH鋼打ち込みの様子をご紹介しました。
今回は根伐り・山留工事の様子をご紹介します!
まず、根伐り工事とは地盤面下の土を掘削する工事のことです。
建物の基礎を造るための空間造りを行う工事で、
土地を掘って植物の根を切ることから「根切り」と言われているそうです。
土の掘削は重機を使って行います。
この土を掘る重機はバックホー、一般的にはショベルカーと呼ばれている重機ですよ。
バックホーの後ろに木の板のようなものが見えますね。
こちらは矢板という土留め用の板です。
掘削した地盤が土砂崩れを起こさないようにする壁のような役割を果たします。
▲矢板。
掘削を行いつつ、矢板の設置も進めていきます。
この矢板を設置するために必要なのが前回の記事で紹介したH鋼!
H鋼の間に矢板を挟み込んでいくことで、土壁の崩壊を防ぐ壁を造っていきます。
▲矢板が設置された場所を上から見た様子。
H鋼に矢板が挟み込まれていることがよく分かります。
このようにH鋼に矢板を挟み込んで壁を造る、
掘削した壁面を押さえる工事のことを山留め工事と呼びます!
そのため、根伐り工事と山留め工事はほぼ同時に行われますよ。
基礎工事が着々と進んでいます!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆目黒区東が丘の賃貸マンション|H鋼打ち込み
皆さま、こんにちは。
ゴールデンウィークが近づいていますね!
来週の火曜日にはさっそく祝日がやってきますよ。
飛び石連休で連続したお休みは難しそうですが、GWが楽しみです。

さて、前回は杭工事の様子をご紹介しました。
今回はH鋼打ち込みの様子をご紹介します!
今回打ち込みの様子をご紹介するH鋼とは、
その名の通り断面がHの形をした形鋼(かたこう)(※)です。
※形鋼(かたこう)
断面が特定の形状に加工された鋼材(こうざい、鉄に炭素などが含まれた合金)のこと。
断面の種類は今回取り上げるH形のほか、I形や溝形なども存在している。
▲H鋼(他現場の写真)。
アルファベットの「H」の形をしています!
こちらのH鋼を地面に打ち込みます。
なぜH鋼を打ち込むかというと、この後行われる根伐り・山留工事のためです。
根伐り・山留工事については後日詳しく紹介しますが、
この後土を掘削していく際に掘削した壁面を押さえるためにH鋼が必要となりますよ。
重機を使って打ち込んでいきます!
▲黒い服を着た職人さんが掴んでいるのがH鋼です
▲打ち込み中のH鋼
このようにH鋼をどんどん埋め込んでいき、
現場を囲むようにH鋼を現場の四方に打ち込んでいきますよ!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆目黒区東が丘の賃貸マンション|杭工事(鋼管杭工法)
皆さま、こんにちは。
桜が散り始めていますね。
満開の桜ももちろん良いですが、舞い散る桜を見るのもまた良いものです。
暖かくなってきているので、ぜひお散歩してみてくださいね!

さて、前回は地鎮祭の様子をご紹介しました。
今回は杭工事の様子をご紹介します!
まず杭工事とは基礎工事の一種で、柔らかい地盤の上に建築する際に行う工事です。
建物の荷重を杭で支持層(強い地盤)に伝え、建物を建てられるようにします。

当現場では鋼管杭(こうかんくい)を地中に埋め込んでいきます。
鋼管杭は運搬や打込みが容易で、溶接で長尺にできる特徴があります!

▲鋼管杭の工事過程
現場取材開始時、ちょうど鋼管杭の搬入が進められていました!
こちらが鋼管杭、最初に打つ鋼管杭は先端が羽根状になっている特徴があります。
スクリューのような形にすることで推進力が高まり、地盤に貫入しやすくなるんです!
▲搬入された鋼管杭。
先端が羽根状になっていないものは後に溶接して杭の長さを足すために使われます。
▲最初に打つものは先端がこのようにスクリュー状になっています!
では、杭工事の様子を見ていきましょう。
杭を打つ位置は決まっていて、
事前に図面から杭芯=杭の中心の部分に合わせて印をつけておきます。
杭は重機を使って打ち込んでいきます!
印であるピンクの部分に杭芯を合わせ、回転させながら打ちます。
▲随時杭を打つ位置が合っているかどうか確認しながら埋め込みます。
そして支持層まで深さがある場合、
更に深く打ち込むために杭を溶接によって継ぎ、杭の長さを足していきます!
▲先ほどの先端がスクリュー状になっていない杭を上部にセットします。
そして規定の長さまで打ち込み終わったら、上に蓋をしてまた溶接します。
これで杭の打ち込みは完了になりますよ。
▲杭と杭を溶接、1本の長い杭にしていきます!
このような流れで打ち込みを繰り返し、
所定の数まで杭を打ち込んでいくのが杭工事なんです!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】




