☆東が丘の賃貸マンション|サッシ取付(サッシアンカー・トロ詰め)
皆さま、こんにちは。
今日はスーパームーンが見られるそうです!
2025年で最も地球に近く満月で、大きな満月に見えるみたいです。
曇りの場所も多いようですが、皆さんぜひチャレンジしてみてくださいね。

さて、前回は3階立上りコンクリート打設の様子をご紹介しました。

(☆東が丘の賃貸マンション|3階立上りコンクリート打設(上棟・天端ポインター))
今回はサッシ取付の様子をご紹介します!

これまでは建物自体を造る躯体工事をご紹介してきましたが、前回で上棟となりました。
今回から内装や外装など仕上げ工事のご紹介をしていきたいと思います!
今回ご紹介したいのはサッシ取付、この記事でのサッシは窓枠のことです。
「サッシ」は開口部に用いる外部建具全般を指すので、実はドアもサッシの一つに含まれます。

▲壁に穴が開いている部分が開口部。
打設の時点であらかじめ開口を設けておきます。

▲サッシ。
サッシの空いている部分には後ほど窓ガラスがはめこまれます。
サッシを取り付けていく開口部をよく見ると、何やら丸いものが設置されています。

これはサッシと壁をくっつけるために用いるサッシアンカーというものです!

▲サッシアンカー。
コンクリートの躯体部分に埋め込まれています。
サッシアンカーはもともとコンクリートパネル(コンパネ)(※)についていて、
打設後にコンクリートに埋め込まれることで上のような状態になります。
※コンクリートパネル(コンパネ)
コンクリートを打設する(流し込む)際に使う型枠のこと。
設計図通りの形にコンクリートが固まるまで保持するために型枠を設置します。
先ほどのサッシアンカーと鉄筋(溶接棒)を溶接した後、
今度はその鉄筋とサッシを溶接して窓枠を取り付けていくのですが、
このままだとサッシと躯体の間に溶接棒分の隙間ができたままになってしまいます。
▲サッシアンカーと鉄筋(溶接棒)を溶接した後の様子。
躯体のコンクリート部分とサッシの間に隙間ができています。
そういった隙間を埋めるためにモルタルを詰めていきます!
こちらはトロ詰めという作業になります。


▲トロ詰めの様子
モルタルはセメント(石灰石と粘土を主原料として焼成したもの)に砂と水を加えて混ぜ練ったものです。
一見コンクリートに見えますが、コンクリートにはさらに砂利が加えられています。
強度としてはコンクリート>モルタルになっていますよ。
そしてサッシ取付が完了したらガラスをはめ込んで窓の完成となります!
内装工事が着々と進んでいました。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆東が丘の賃貸マンション|3階立上りコンクリート打設(上棟・天端ポインター)
皆さま、こんにちは。
北海道で初雪が観測されましたね。
ようやく来た秋もそろそろ冬になりそうなのでしょうか。
日によって温度がバラバラなので服装選びなど気をつけて過ごしていきましょう!

さて、前回は3階の配筋工事をご紹介しました。
(☆目黒区東が丘の賃貸マンション|3階配筋工事(スラブ配筋・ダブル配筋・CD管(合成樹脂可とう電線管)))
今回は3階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!

上棟(※)まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」を繰り返してきた当物件。
今回の3階立上りコンクリート打設でついに上棟となります!
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
今回コンクリートを流し込んでいくのは建物の一番上、つまり屋上部分です!
では、さっそく現場の様子を見ていきましょう。
コンクリート打設の流れは今までと同様で、
生コンクリートが流れ出てくる打設用ホースを操る職人さんや、
バイブレータで生コンに振動を与える職人さんたちなどが連携して進めていきます。

▲手前の職人さんが持っている細長いものがバイブレータ、生コン内の不要な空気を除去していきます。
重い打設用ホースはホースにつけたロープでコントロールしていました!
打設の流れはこのように今までと同じですが、
屋上部分の打設のみで見られるアイテムがあります。
それがこちら、天端(てんば)ポインターです!

▲画像真ん中のものが天端ポインターです。
天端ポインターが屋上の打設時に設置される理由は「勾配」にあります。
屋上は建物の中で最も雨や風の影響を受けやすい部分となります。
屋上が平らだと水が溜まり続けてしまい、最終的には建物内部への浸水にもつながる可能性が。
雨漏りや建物自体の劣化までも引き起こしてしまう危険性があるんです。
これらを防ぐために、屋上は水が流れやすいように勾配をつけて造る必要があります。
天端ポインターを各箇所に応じた高さに合わせて設置し、
これを基に打設を行うことで勾配をつけることができるようになります!

▲勾配をつけながら打設をしている様子。
生コンに傾斜がついていることが分かりますでしょうか。
天端ポインターを目印に打設を進め、
仕上げはいつも通りトンボや鏝で均していきます。

打設完了後の様子がこちら! 無事上棟を迎えました!

上棟を迎え、これで躯体工事(建物自体を造っていく工事)は完了です。
次回からは内外装工事の様子をお届けしていきます!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆目黒区東が丘の賃貸マンション|3階配筋工事(スラブ配筋・ダブル配筋・CD管(合成樹脂可とう電線管))
皆さま、こんにちは。
本日10月8日は語呂合わせから「そばの日」だそうです。
そば派かうどん派か……どっちの方が多いのでしょうか。
折角なので今日は是非そばを食べてみてくださいね!

さて、前回紹介した工事の様子は2階立上りコンクリート打設でした。
(☆目黒区東が丘の賃貸マンション|2階立上りコンクリート打設)
今回は3階の配筋工事の様子をご紹介します!
上棟(※)となる3階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回はコンクリート打設を行ったので、次は配筋工事・型枠の建て込みとなります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
今回紹介するのはスラブ配筋。
スラブ=上階の床と下階の天井になる構造体の上に配筋を行う作業となります。
今回は3階の天井かつ屋上になるスラブの上に鉄筋を組んでいきます!
スラブ配筋では上端筋(上部の鉄筋)と下端筋(下部の鉄筋)を二重に配置していきます。
二重であることからダブル配筋と呼ばれたりもします。
▲ダブル配筋によって強固な建物を造ることが可能になります!
そのダブル配筋の間に何やらオレンジ色のものが通されていました。
こちらはCD管(合成樹脂可とう電線管)といいます!
CD管の中には電線や通信ケーブルなどが入っていて、
この後打設されるコンクリートにこれらの線が接触しないように保護をしています。
▲鉄筋と鉄筋の間にCD管(合成樹脂可とう電線管)を設置していきます。
「可とう」は「曲げることが可能」という意味で、自由に曲げられる電線管です!
CD管はコンクリート埋設用の配管で、露出配管(露出した状態での配管)はできません。
この管が鮮やかなオレンジ色なのは上記のような配管間違いを防ぐためで、この色で統一されています。
コンクリートの中に埋まってしまうため、中々見られない配管かもしれませんね。
▲CD管は露出配管ができるPF管と識別するため、オレンジ色で統一されています。
尚、PF管はアイボリーやブラック、鮮やかなブルーなど色の種類が豊富です。
そしてCD管を鉄筋と結束線(※)で結んで固定していきます。
ハッカーという道具を結束線の先端に引っ掛け、くるくる廻して結束していきます。
※結束線
鉄筋同士を緊結するために用いる鉄線のこと。
加熱した後に徐々に冷やす「焼きなまし」という処理が行われており、柔らかい鉄線になっている。
▲爪のような形の道具がハッカー、先端にある銀色の線が結束線。
職人さんが見事な手さばきで結束していました!
着々とコンクリート打設に向けて準備が進んでいました。
次回は3階立上りコンクリート打設、いよいよ上棟となります!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆目黒区東が丘の賃貸マンション|周辺実績のご紹介
皆さま、こんにちは。
今週で一気に秋らしくなりましたね。
急激な気温変化に寝具や服装の衣替えが追いついておらず……。
サクッと衣替えをして秋を満喫したいものです。

さて、前回は2階立上りコンクリート打設の様子をご紹介しました。
(☆目黒区東が丘の賃貸マンション|2階立上りコンクリート打設)
今回は現場周辺の実績をご紹介します!
現場概要や間取りなどは過去の現場日記をご覧ください。
(☆目黒区東が丘の賃貸マンション|現場日記をスタートします!)
(仮称)東が丘1丁目マンションのある目黒区には
弊社の実績物件がいくつかあります。
▲マップ画像をクリックすると大きく表示されます
今回はその中から昨年末に竣工した
「パサージュコート鷹番」についてご紹介いたします!
【パサージュコート鷹番】
2024年11月竣工(完成)
地上3階建ての店舗・事務所併用賃貸マンションになります。
<外観>
<内観>
また、目黒区では現在もう1物件施工中です!
【(仮称)中目黒3丁目マンション】
2026年6月竣工(完成)予定、
地上5階建ての店舗兼自宅併用賃貸マンションとなります。
東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅東口1より徒歩5分の場所にあります!
<完成予想パース>

現場の工事の様子や間取りなどは、
朝日建設の現場日記 東京都目黒区 (仮称)中目黒3丁目マンション新築工事
のページをご覧ください。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆目黒区東が丘の賃貸マンション|2階立上りコンクリート打設
皆さま、こんにちは。
少しずつですが秋が近づいているような気がしています。
日射しの感じが秋らしくなってきた感じがしますが、気温は高いまま。
早く涼しくなって読書の秋を満喫したいものです。

さて、前回は2階の配筋工事の様子をご紹介しました。
(☆目黒区東が丘の賃貸マンション|2階配筋工事(壁配筋・ダブル配筋・断熱材パット・セパレータ・Pコン))
今回は2階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!
▲ちょうど現場に生コン車が到着していました!
上棟(※)となる3階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回は配筋工事・型枠の建て込みを行ったので、次はコンクリート打設となります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
さっそく現場の様子を見ていきましょう!
職人さんたちが打設作業を進めていました!
今回も数日に分けてコンクリート打設が行われています。
初日で打設が完了した部分では、職人さんたちがまた別の作業を行っていました。
▲取材時に打設が完了していた部分
今までと同様に打設作業を行っていきます。
生コンを流し込む職人さんやその生コンを均す職人さんなど
それぞれが連携しながらコンクリート打設を進めます。
▲職人さんたち同士の連携が光ります!
今回注目したいのはこちらの職人さんです。
ブラシで鉄筋をゴシゴシしているのが分かりますでしょうか。
これはブラッシングで鉄筋についた生コンを取り除く「洗い」の作業です。
なぜ鉄筋を洗う必要があるかと言うと、
生コンと鉄筋の付着力を確保し、コンクリートが本来の強度になるようにするためです。
上の画像でブラッシングされている部分は上階にもつながっています。
鉄筋に生コンがついたまま乾いてしまうと、次回の打設の時に付着力が低下してしまい、
次回打設するコンクリートの強度が低くなってしまう可能性があるんです。
次回の打設のことも考えながら、打設作業が進められていました!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】





