☆渋谷区幡ヶ谷の店舗併用賃貸マンション|3階立上りコンクリート打設(叩き)
皆さま、こんにちは。
乾燥に悩まされる日々が続いています。
ここ最近雨が全く降っておらず、空気がカラカラのようです。
週末に雨予報が出ていますので、空気の乾燥が一時的でも解消されることを祈るばかりです。

さて、前回は3階の配筋工事の様子をお伝えしました。

(☆渋谷区幡ヶ谷の店舗併用賃貸マンション|3階配筋工事(壁配筋・ドーナツ型スペーサー))
今回は3階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!

上棟(※)となる5階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回は配筋工事・型枠の建て込みを行ったので、次はコンクリート打設となります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場の前では2階立上りコンクリート打設の記事でもご紹介したコンクリート検査が行われていました。
建物の安全性のため、打設の前には生コンクリートの検査を行っています!

では、さっそく打設の様子を見ていきましょう!
下の写真はスラブ(床や天井になる部分のこと)の打設をしているところで、
今回は3階立上りコンクリート打設なので3階の天井=4階の床になるところを打設しています。

コンクリート打設用のホースからどんどん生コンが流れてきます。
職人さんたちはそのホースを操ったり、
1階立上りコンクリート打設の記事でも紹介したバイブレータなどを使って打設を進めていきます。
そして流し込んだ生コンクリートを均していきます。

▲流し込まれた生コンを均す職人さん。
今回注目したいのは打設を行っている下で行われていたこちら、
壁部分の打設の際に型枠を木槌で叩いている職人さんがいました。

この作業は叩きといいます!
こちらもバイブレータと同様に「振動」がポイントです。
木槌で叩いて型枠に振動を与えることで
流し込まれた生コンの隙間を減らし(=密度を高め)、
ジャンカ(※)などコンクリート硬化後の不具合を防ぐことができます。
※ジャンカ
コンクリートの外面に現れる、砂利が分離したままが硬化したもの。
打設不良の一種で、強度が下がってしまう。
表面がぼこぼこと豆のようになるため、豆板(まめいた)とも呼ばれる。

▲木槌を使って型枠を叩き、振動を与えていました!
打設作業は色んな職人さんたちの連携プレーで行われています!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】




