☆渋谷区幡ヶ谷の店舗併用賃貸マンション|4階型枠工事(パイプサポート(型枠支保工))
皆さま、こんにちは。
2週間後はもう2026年1月であることに気づいて驚いています。
何かと忙しい師走、日々が過ぎるのもかなり早く感じますね。
一日一日を大切に残りの12月を過ごしていきましょう!

さて、前回は3階立上りコンクリート打設の様子をお伝えしました。

(☆渋谷区幡ヶ谷の店舗併用賃貸マンション|3階立上りコンクリート打設(叩き))
今回は4階の型枠工事の様子をご紹介します!

上棟(※)となる5階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回はコンクリート打設を行ったので、次は配筋工事・型枠の建て込みとなります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
さっそく現場の様子を見ていきましょう!
現場取材時、型枠工事が進められていました。

こちらの白い板のようなものは2階型枠工事の記事でご紹介した
スタットボード(断熱型枠材)、型枠と断熱材の2つの役割を果たします!
今回は下の階の様子を見ていきたいと思います。
下に降りていくとこのような感じになっています!
お部屋がスタットボードにぐるっと囲まれていることがよく分かりますね。

▲画像右側の空いている部分は開口部で、後に窓になる部分です。
注目したいのが上の画像に映るパイプのようなものです。
こちらはパイプサポート(型枠支保工)といいます!
その名の通り型枠を支えるために設置されるもので、長さの調整も可能です。

▲パイプサポート(型枠支保工)。あちこちに設置されている様子はまるで林のよう。
パイプサポートのみで型枠を支えている訳ではなく、
パイプサポートの上にバタ角(※)を並べ、
さらにその上に根太(※)を乗せることで型枠を支えます!
※バタ角(端太角)
型枠の側面を固めるために使用する約10cm角の角材のこと。
木の種類はスギやマツ、ヒノキなど様々。
※根太(ねだ)
30cm程度の間隔で並べられるもので、上の板を支える役割をもつ。
単管と呼ばれる鋼管パイプが根太として用いられる場合が多い。
上から型枠(スラブ)>根太>バタ角>パイプサポートの順で重なっています。

▲パイプサポートの上部分。
パイプサポートの上にバタ角と根太、そしてスラブが乗っています。
なお、こちらの型枠支保工は型枠を支えるものであるため、
上に打設したコンクリートが十分な強度まで硬化した後はコンパネと同様に取り外されます。
コンクリートの強度が基準以上にならないとスラブの支保工は解体できないことになっていますよ。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆渋谷区幡ヶ谷の店舗併用賃貸マンション|3階立上りコンクリート打設(叩き)
皆さま、こんにちは。
乾燥に悩まされる日々が続いています。
ここ最近雨が全く降っておらず、空気がカラカラのようです。
週末に雨予報が出ていますので、空気の乾燥が一時的でも解消されることを祈るばかりです。

さて、前回は3階の配筋工事の様子をお伝えしました。

(☆渋谷区幡ヶ谷の店舗併用賃貸マンション|3階配筋工事(壁配筋・ドーナツ型スペーサー))
今回は3階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!

上棟(※)となる5階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回は配筋工事・型枠の建て込みを行ったので、次はコンクリート打設となります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場の前では2階立上りコンクリート打設の記事でもご紹介したコンクリート検査が行われていました。
建物の安全性のため、打設の前には生コンクリートの検査を行っています!

では、さっそく打設の様子を見ていきましょう!
下の写真はスラブ(床や天井になる部分のこと)の打設をしているところで、
今回は3階立上りコンクリート打設なので3階の天井=4階の床になるところを打設しています。

コンクリート打設用のホースからどんどん生コンが流れてきます。
職人さんたちはそのホースを操ったり、
1階立上りコンクリート打設の記事でも紹介したバイブレータなどを使って打設を進めていきます。
そして流し込んだ生コンクリートを均していきます。

▲流し込まれた生コンを均す職人さん。
今回注目したいのは打設を行っている下で行われていたこちら、
壁部分の打設の際に型枠を木槌で叩いている職人さんがいました。

この作業は叩きといいます!
こちらもバイブレータと同様に「振動」がポイントです。
木槌で叩いて型枠に振動を与えることで
流し込まれた生コンの隙間を減らし(=密度を高め)、
ジャンカ(※)などコンクリート硬化後の不具合を防ぐことができます。
※ジャンカ
コンクリートの外面に現れる、砂利が分離したままが硬化したもの。
打設不良の一種で、強度が下がってしまう。
表面がぼこぼこと豆のようになるため、豆板(まめいた)とも呼ばれる。

▲木槌を使って型枠を叩き、振動を与えていました!
打設作業は色んな職人さんたちの連携プレーで行われています!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】




