☆渋谷区幡ヶ谷の店舗併用賃貸マンション|2階立上りコンクリート打設(コンクリート検査)
皆さま、こんにちは。
本日11月13日は「いい焼き芋の日」だそうです。
秋が旬のさつまいも、皆さんはもう食べましたか?
今季食べた人も食べていない人もぜひこの機会に食べてみてくださいね!

さて、前回は2階の型枠工事の様子をお伝えしました。

(☆渋谷区幡ヶ谷の店舗併用賃貸マンション|2階型枠工事(スタットボード(断熱型枠材)))
今回は2階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!

上棟(※)となる5階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回は配筋工事・型枠の建て込みを行ったので、次はコンクリート打設となります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
では、打設の様子を見ていきましょう。

生コン車からポンプ車を通って圧送される生コンクリートを流し込んでいきます。
1階立上りコンクリート打設の記事でも紹介したバイブレータなども使いつつ、
色んな職人さんたちが連携して打設を進めていました!

さて、今回注目したいのは現場の前で行われていたこちら!
こちらはコンクリート検査、生コンクリートの検査を行っていました。

安心・安全な建物を造るため、打設前に生コンクリートの検査を行います。
現場ではスランプ試験、フレッシュコンクリート試験、塩化物量試験などの試験を行っていますよ。

まず、画像奥の生コンが盛られているものがスランプ試験です。
この試験ではコンクリートのやわらかさを計測します!
生コンがやわらかいと打設の際の施工性は上がりますが、コンクリートの強度は低下してしまいます。
そのため、コンクリートが適切なやわらかさかどうかを調べる試験を行います。
次に、画像手前の青い機械を使って行うのがフレッシュコンクリート試験です。
こちらでは生コンクリートの空気量を計測します。
生コンには施工性や耐久性のために微小な空気が入っており、その量がコンクリートの品質を左右します。
空気量が多くても少なくても低品質になってしまうため、規定値かどうか調べる必要があるんです。
そして塩化物量試験は生コンをバケツに入れて塩化物量を計測する試験です。
塩化物量が多く含まれていると、鉄筋の腐食や錆を引き起こし、
コンクリートのひび割れや剥落が発生、建物の強度に悪影響を及ぼす可能性が。
これらを防ぐために打設の前に生コンの塩化物量を計測しています。
現場以外で行われる検査もありますが、
そちらの検査については弊社の公式YouTubeに動画がありますので、ぜひご覧ください!

それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】




