☆品川区西大井の自宅併用賃貸マンション|H鋼打ち込み(セメントミルク)
皆さま、こんにちは。
着々と年末が近づいてきていますね。
一足先に大掃除をやっておきたいところですがどうも腰が重く……。
一念発起して早めに大掃除を始めたいものです。

さて、前回は杭工事の様子をご紹介しました。

(☆品川区西大井の自宅併用賃貸マンション|杭工事(鋼管杭工法))
今回はH鋼打ち込みの様子をご紹介します!

今回紹介するH鋼はこの後行われる根伐・山留工事のために打ち込まれるものです。
根伐工事は土を掘削する土工事で、その掘削の際に土留めの壁を造っていくのが山留工事です。
H鋼はその名の通り、断面がアルファベットのHの形をした鋼材です。

▲H鋼。断面がアルファベットのHの形をしています。
H鋼の打ち込みは重機を使って進めます!
まず、H鋼を打つためにスクリューで穴を掘っていきます。

実はこのスクリューには管がつながっています。
この管は水とセメントを混ぜた液体であるセメントミルクを注入するためのものです!

▲管を通してスクリューの先端からセメントミルクが注入できるようになっています。
決まった深さまで穴を掘ったら、
セメントミルクを注入しながらスクリューを引き上げていきます。
こうすることで強度を保ち、スクリューで開けた穴の側面=削孔壁の崩壊を防ぎます。
この作業を根固めといい、セメントミルクは根固め液とも呼ばれています。

▲重機の横にセメントミルクをつくる機械がありました。
セメントと水を混ぜてセメントミルクはつくられます。
削孔が完了したら重機にH鋼をセット、
H鋼を打ち込む位置へ合わせて、地面に開けた穴に挿入して打ち込んでいきます。

打ち込んでいく際は杭工事のときと同様に
水平かどうかを確認しながら打ち込んでいきます。

▲水平器を使ってH鋼が水平に打ち込めているかを確認している様子
打ち込み完了です!

この作業を繰り返しながら
決められた位置にH鋼をどんどん打ち込んでいきますよ。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】




