☆品川区西大井の自宅併用賃貸マンション|杭工事(鋼管杭工法)
皆さま、こんにちは。
12月が近づいてきています!
あっという間にクリスマスを迎えそうですね。
そしてあっという間にお正月にも……?
計画的に日々を過ごしていきましょう!

さて、前回は地鎮祭の様子をご紹介しました。

(☆品川区西大井の自宅併用賃貸マンション|地鎮祭を執り行いました)
今回は杭工事の様子をご紹介します!

杭工事とは基礎工事の一種で、柔らかい地盤の上に建築する際に行います。
建物の荷重を杭で支持層(強い地盤)に伝え、建物を建てられるようにする基礎工事です!

当現場では鋼管杭(こうかんくい)を地中に埋め込んでいきます。
鋼管杭は運搬や打込みが容易で、溶接で長尺にできる特徴があります。

▲鋼管杭の工事過程
こちらがその鋼管杭です!
形が2種類ありますが、最初に打つ鋼管杭は先端が羽根状になっています。
スクリューのような先端にすることで推進力が高まり、地盤に貫入しやすくなるんです!

▲現場に搬入されていた鋼管杭。
先端が羽根状になっていないものは後に溶接して杭の長さを足すために使われます。

▲最初に打つものはこのように先端がスクリュー状になっています!
鋼管杭は重機を使って打ち込んでいきます。

重機に杭をセット、杭を打ち込む位置に合わせていきます。
あらかじめ図面から杭芯=杭の中心の部分に印をつけておき、
この印に合わせて杭を回転させながら打ち込んでいきます!

▲杭を重機にセットする職人さん

▲ピンク色のテープが杭芯の目印。
ただそのまま打ち込み続けるだけではなく、
杭が水平になっているかどうか測ったりしながら、少しずつ杭を地面に埋め込んでいきます。

▲職人さんが水平器を使って杭を水平に打ち込めているかを何度も確認しながら打ち込んでいきます。
そして支持層まで深さがある場合、
更に深く打ち込むために杭を溶接によって継ぎ、杭の長さを足していきます!

▲杭と杭をピッタリと合わせたら溶接、1本の長い杭にしていきます!
規定の長さまで打ち込み終わったら、上に蓋をしてまた溶接します。
これで杭の打ち込みは完了となります。
このような流れで打ち込みを繰り返し、
所定の数まで杭を打ち込んでいくのが杭工事なんです!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】

☆品川区西大井の自宅併用賃貸マンション|地鎮祭を執り行いました
皆さま、こんにちは。
どんどん寒くなってきていますね。
風が吹くとかなり寒く感じるような日が続いていますので、
重ね着などでしっかりと防寒対策を行っていきましょう!

さて、先日からスタートいたしました当現場の現場日記。
今回は地鎮祭の様子をご紹介いたします!

地鎮祭は建物の着工(工事を始めること)の前に行われる祭儀で、
その土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことのお許しを得るものです。
同時に神を祀って工事の安全や無事を祈るものでもあり、重要な儀式となります。
式次第(儀式を進める順序)がこちら。
1つずつ紹介していきたいと思います!

〇修祓(しゅばつ)
手や口を水で清めた(手水)後、
神主が神様をお招きする前に参列者や祭壇をお祓いして清めます。

▲手水

▲参列者は頭を下げた姿勢のままお祓いを受けます。
〇降神
神様を祭壇にお迎えします。
〇献饌(けんせん)
神様にお供えをします。
お供え物や初穂料、玉串料を神様に差し上げます。
〇祝詞奏上(のりとそうじょう)
神主が祝詞(神道において神職が神に奏上する言葉)を読み上げ、
工事の安全を祈願します。
〇切麻散米(きりぬささんまい)
祭壇に供えられた切麻(麻もしくは紙を小さな正方形に裁断したもの)や
酒、米、塩を北東から順番に四方に撒いて土地の浄化とお祓いを行います。

▲切麻(きりぬさ)を撒く様子。
〇鍬入れの儀
神様に土地に手を加える様子を示す儀式です。
鎌や鍬(くわ)、鋤(すき)を用いて、家を建てる前に行う作業を簡潔に表現しています。
それぞれ儀式を担当する者が異なり、
設計者は鎌を、お施主様は鍬を、施工者は鋤を用いて行います。

▲鎌で萱の葉(かやのは)を刈る動作をしている様子。
整地を行うことを表現しています。

▲鋤で盛砂を均す動作をしている様子。
土地を均すことを表現しています。
〇玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串を祭壇に捧げ、神様に祈念します。

▲玉串

▲玉串は榊の枝に紙垂(しで)という紙を取り付けたもので、神職や参拝者が神前に捧げます。
〇撤饌(てっせん)
献饌でのお供えを下げます。
〇昇神
祭壇にお迎えした神様にお帰りいただきます。
〇神酒拝戴(しんしゅはいたい)
神様にお供えした神酒をいただいて乾杯をします。
以上、地鎮祭のご報告でした。
次回から実際の工事の様子をご紹介していきますのでお楽しみに!
工事の様子を分かりやすくお伝えできるよう頑張りますので、
建物完成である竣工までよろしくお願いいたします。
【完成予想パース】




