基礎工事の最近のブログ記事
☆基礎型枠建て込み・・・そして
みなさま、こんにちは!!
いよいよ今年も残すところあと1か月。少しずつ大掃除を始めなければ!
と思いつつ、やる気スイッチが入らず窓の汚れ等見て見ぬふりをしております。
寒すぎて動きたくなくなる前に外廻りを始めたいと思います!
それでは工事の様子をご紹介!!
前回は上の写真をご紹介しましたね。耐圧コンクリート打設が完了し、基礎配筋を囲うように
型枠材の建て込みがスタートいたしましたε=(/*~▽)/
型枠の建て込みの前に敷桟(しきさん)の高さを測り型枠がきっちり建て込める
様に準備をしているようです。コンクリート面は左官屋さんが綺麗に均してくれて
いるので真っ直ぐなんだろうなーと思っていましたが、実際はミリ単位の誤差が
どうしても出るのでそのまま型枠を立てても微妙に傾いたりして隙間なく建て込む
事が難しいそうです。それをこの敷桟(職人さんの足元の角材の様な物)で高さを合わせるのです。
型枠建て込み中にあのネコ型ロボットの公園に出てくる土管の鉄バージョンの様な物が!!
勿論、土管ではありません。これは以前ご紹介した「人通口」にはめ込む「スリーブ」
型枠で鉄筋を加工前にこれを設置しなければトンネルは出来ません(;^_^A
基礎の型枠が建て込まれました!!着工した時には土だったのがここまでくると
当たり前ですがその面影はないですねwww
そして現場がブルー・・・・・ではなく、断熱型枠材が敷かれている所
どんな物かと言うと
こちらが断熱型枠材「スタイロフォーム」と言います。
これは熱を伝えにくく、水を吸収しづらく、優れた断熱効果もあり、その他にも
沢山の優れた性能を持つ建築資材。
ものすごくブルーなので見えづらいかもしれませんが、「F☆☆☆☆」と書いてあります。
「F」がホルムアルデヒドの発散濃度なのですが、☆が4つの物が一番安全で
シックハウス症候群の原因になるホルムアルデヒドを発散しづらいのです。
写真だと素材がイメージできないと思いますが、似ているのが発泡スチロールです(*'ω'*)
それでは今日はここまで!次回は上の写真の様子からご紹介いたします♪
≪完成予想パース≫
☆耐圧コン打設そして
みなさま、こんにちは!
夜の冷え込みを物凄く感じるようになり現在エアコンの稼働を
12月まで我慢をするか一人頭の中でせめぎ合っている今日この頃。
みなさまどんな寒さ対策をされていますか?
さて、前回からの続きですーーー。現場に白いアームの様な物が伸びていますね。
写真の日は実は「耐圧コンクリート」と言うコンクリートを打設していたのです。
耐圧コンクリートと言うのは柱や壁を伝ってきた建物の全荷重を底面に伝え、
その荷重を底面全体に分散させることで建物が傾くのをを防ぐために
打設するコンクリートになります。その厚みも地盤の支持力を検討して必要な分を
計算によって確認をしているので安心できます。
打設したそばから作業がどんどん始まるので職人さんが今か今かと出番を
待っています・・・がそれにしても近いですねwww
生コンは名前の通り「生もの」ですので鮮度が命!いつでも参戦できます!
コンクリートは隙間があると本来持っている強固な力を発揮する事はできません。
その為、隅々までみっちり行き渡らせる必要があります。
打設時に入ってしまう空気を抜いたりするのは右上の職人さんが持っている
黒いホースの様な物がその役割をします。
黒いホースは振動を与える「バイブレーター」と言って打設したコンクリートに
ホースを差し込んで使います。
打設と同時進行でトンボや鏝で均すことで打設が完了するとこの様に
綺麗な面ができあがります。この写真だと前回ご紹介した「人通口」が分かりやすいですね♪♪
鉄筋の間に筒の様な物が見えますか?これは「ボイド」と言って、
この後次のコンクリート打設を行った時に、この部分だけコンクリートが
入ってこないのでトンネルの様な物が出来るという仕組みです♪♪
さて、今回はここまで次回は上の工事写真の様子からご紹介しますね(*'ω'*)
それでは
≪完成予想パース≫
☆基礎配筋そして
みなさま、こんにちは!!
昨日頂いたミニサツマイモもオーブンで焼き芋にしたのですが、やはり本物の焼き芋の様にはならず・・・
でもお菓子やパンに加工もしてみたいと思います!!
さてさて、監督さんから沢山の写真を頂きましたのでご紹介いたします♪♪
トラックから資材が搬入されております。そして右側の黒板には「鉄筋材搬入」
前回は墨出しと基礎の足場が終わった部分をご紹介しておりましたが、今回は基礎工事が
始まるのでそこで必要な資材の搬入からスタートです!!
現場で使用される鉄筋は「どこでどの太さ、長さ」を使うかが決まっております。
更には「ロールマーク」確認とありますが、これは私たちが商品を購入する際に
よく目にする「産地」や「原材料」と似ていて、鉄筋の「太さ」や「強度」が分かります。
鉄筋はメーカーによって強度が違うのでどこの物でも良いというものでは無いそうです♪♪
まだ組まれていないようですが、搬入された鉄筋が敷地に並べられ職人さんが
寸法を測りながら印をつけていますね。印をつけているのは「主筋」と言いまして
曲げに対して効くように配置される鉄筋の事です。今回職人さんが行っているのは
スターラップ(あばら筋)をこの位置に組む!と言う位置だしになりますょ!!
早速その位置だしの指示にそってスターラップが組まれました。(真っ最中でしたねっ)
主筋と接する部分は鉄筋がずれない様に「結束線」と言う細い針金のようなもので
絞めます。結束線はハッカーと言うタカアシガニの手の様な形状の工具閉めていいきます。
ハッカー
☆結束!☆
基礎の部分なので「基礎配筋」でございます。
所々他のスターラップとは太さの違う柱の様な物が立っているのが分かりますか?
これは「基礎エース」と言って、主筋の高さを一定に保つための物です。
そして、赤で囲んだ部分に若干星形の様に見える鉄筋が見えますでしょうか。
ここは「人通口(じんつうこう)」と言って、基礎部分でその名の通り人が通って
点検をおこなう為に開ける穴です。躯体は開口部があるとその部分の強度が
不足してしまうので、補強筋と言う鉄筋を組む事で強度を補うのです。
そして基礎配筋が完了すると現場には!!!びよーーーーんとアームが伸びて
おります!!このアームで何をしているかは次回ご紹介いたします♪♪
まだまだご紹介したい写真が沢山ありますので是非次回も御覧下さいね
≪完成予想パース≫
☆捨てコン打設
みなさま、こんにちは!!
夏の暑さが嘘のように涼しくなり冷蔵庫で幅を利かせていた麦で出来た炭酸飲料と遠距離恋愛中。
温かい飲み物が恋しい今日この頃。みなさまはお食事中何を飲まれていますか?
さて、前回は山留工事の様子をご紹介してきましたが、今日はその続きですよっ!
山留工事を行い、砕石を敷いた後はダンピング・ランマーと言うもので押し固めます。
道路工事の際に地面が揺れる位「ダダダダっ」と音を鳴らしているのを見たことがあると
思いますがそれと同じです。(見たことなかったらスミマセン(-_-;))
お次は「捨てコン」と言うコンクリート打設を行います。これは建築の下地となるもので強度は不要です。
しかし、建物を建てる為の基準の位置や高さの基準となる為には不可欠で大事な工事になります。
右下に四角い囲いがありますが、地中を掘ると水が出て来たりするので、この部分に水が流れる様に用意します!
基準ですからと言うわけではありませんが、きれいに均すと捨てコン打設は終了です。
この後、先ほど書いたように基礎の基準となる「基礎配筋」と「基礎の足場」を
建て込む為の墨出しを行います!
見えづらいですが、黒いラインが引かれているのが「墨出し」です。
黒いラインは糸に黒い塗料がついており、引っ張って話すとしなりでコンクリートの上に描けるという感じ!!
足場が組まれ始めました!!捨てコンの上に青や黄色で描かれているのも
足場を建てたりするのには欠かせない「指示書」ですね。
この様に建物の基準となる部分をしっかりとする為に大事な捨てコン打設でした。
次回は基礎配筋の様子をご紹介いたしますので是非ご覧下さい。
≪完成予想パース≫
☆山留工事の様子
みなさま、こんにちは!!
毎日自宅に戻ると脳内に角界のウルフの引退の時の台詞が口から出そうになる
今日この頃。体力をつけるには何をすれば良いのでしょうか。年齢制限はあるのでしょうか。
季節の変わり目でもありますのでみなさまも体調管理には十分に注意してくださいね!!
さて、現場の様子をご紹介いたします=33
おっ!掘削中でございます!!かの徳川埋蔵金を掘っているのではないことは確かです。
これは「根伐工事(ねぎりこうじ)」を行っている所です。
根伐工事と言うのは、建物の基礎部分や、ピット(地下)部分を作る為に地中を掘る工事の事を言います。
そして、その時にとってもとっても重要なのが!!!前回よりご紹介をしている「山留工事」なのですっ。
この様に、ショベルカー(バックホー)とも言います。で地面を掘っていくのですが、
掘削した土の壁は支えがないので崩れてしまう可能性が高く、何もせずに掘り進めても
崩れてまた埋まってしまうので、その界壁に壁を作る意味で「山留工事」が必要になってくるのです!!
根伐り&山留
「H鋼」の間に「矢板」を差し込むとこのような壁が出来上がります。
そして、こちらは、図面通りの深さに掘削が出来ているかチェックを受けている様子です。
長い棒で「だいだいこれくらいー」というのではなく、この棒にはセンサーが付いており
規定の深さを音で知らせてくれるのです。
チェックチェックチェーーック!!地面と映り込んでいる人を見ると大体の
深さはわかりますね♪♪
掘削をした土が赤くなっていますね。「関東ローム層」と呼ばれるものです。
地理の授業で出ましたよね!!現場では「あかつち」とも言うようです。
丁度矢板を職人さんが差し込む所の様ですねーーーー。
先ほどの検査で「深さ」と「土壌の質」を確認しOKが出ると次の作業。
底の部分を「床付け」と言いますが、その上に砕石を敷きますっ。
底だから適当にざらざらーっと撒けば良いのではありませんよ。基礎がしっかりと
していないと安全な建物にはなりませんので!!さて、今日はこの辺りで♪
次回をお楽しみにっ!マンション建設でなかなか見る事の出来ない現場の様子ですので
ぜひご覧くださいね☆=
≪完成予想パース≫