2022年10月アーカイブ
☆基礎配筋そして
みなさま、こんにちは!!
昨日頂いたミニサツマイモもオーブンで焼き芋にしたのですが、やはり本物の焼き芋の様にはならず・・・
でもお菓子やパンに加工もしてみたいと思います!!
さてさて、監督さんから沢山の写真を頂きましたのでご紹介いたします♪♪
トラックから資材が搬入されております。そして右側の黒板には「鉄筋材搬入」
前回は墨出しと基礎の足場が終わった部分をご紹介しておりましたが、今回は基礎工事が
始まるのでそこで必要な資材の搬入からスタートです!!
現場で使用される鉄筋は「どこでどの太さ、長さ」を使うかが決まっております。
更には「ロールマーク」確認とありますが、これは私たちが商品を購入する際に
よく目にする「産地」や「原材料」と似ていて、鉄筋の「太さ」や「強度」が分かります。
鉄筋はメーカーによって強度が違うのでどこの物でも良いというものでは無いそうです♪♪
まだ組まれていないようですが、搬入された鉄筋が敷地に並べられ職人さんが
寸法を測りながら印をつけていますね。印をつけているのは「主筋」と言いまして
曲げに対して効くように配置される鉄筋の事です。今回職人さんが行っているのは
スターラップ(あばら筋)をこの位置に組む!と言う位置だしになりますょ!!
早速その位置だしの指示にそってスターラップが組まれました。(真っ最中でしたねっ)
主筋と接する部分は鉄筋がずれない様に「結束線」と言う細い針金のようなもので
絞めます。結束線はハッカーと言うタカアシガニの手の様な形状の工具閉めていいきます。
ハッカー
☆結束!☆
基礎の部分なので「基礎配筋」でございます。
所々他のスターラップとは太さの違う柱の様な物が立っているのが分かりますか?
これは「基礎エース」と言って、主筋の高さを一定に保つための物です。
そして、赤で囲んだ部分に若干星形の様に見える鉄筋が見えますでしょうか。
ここは「人通口(じんつうこう)」と言って、基礎部分でその名の通り人が通って
点検をおこなう為に開ける穴です。躯体は開口部があるとその部分の強度が
不足してしまうので、補強筋と言う鉄筋を組む事で強度を補うのです。
そして基礎配筋が完了すると現場には!!!びよーーーーんとアームが伸びて
おります!!このアームで何をしているかは次回ご紹介いたします♪♪
まだまだご紹介したい写真が沢山ありますので是非次回も御覧下さいね
≪完成予想パース≫
☆捨てコン打設
みなさま、こんにちは!!
夏の暑さが嘘のように涼しくなり冷蔵庫で幅を利かせていた麦で出来た炭酸飲料と遠距離恋愛中。
温かい飲み物が恋しい今日この頃。みなさまはお食事中何を飲まれていますか?
さて、前回は山留工事の様子をご紹介してきましたが、今日はその続きですよっ!
山留工事を行い、砕石を敷いた後はダンピング・ランマーと言うもので押し固めます。
道路工事の際に地面が揺れる位「ダダダダっ」と音を鳴らしているのを見たことがあると
思いますがそれと同じです。(見たことなかったらスミマセン(-_-;))
お次は「捨てコン」と言うコンクリート打設を行います。これは建築の下地となるもので強度は不要です。
しかし、建物を建てる為の基準の位置や高さの基準となる為には不可欠で大事な工事になります。
右下に四角い囲いがありますが、地中を掘ると水が出て来たりするので、この部分に水が流れる様に用意します!
基準ですからと言うわけではありませんが、きれいに均すと捨てコン打設は終了です。
この後、先ほど書いたように基礎の基準となる「基礎配筋」と「基礎の足場」を
建て込む為の墨出しを行います!
見えづらいですが、黒いラインが引かれているのが「墨出し」です。
黒いラインは糸に黒い塗料がついており、引っ張って話すとしなりでコンクリートの上に描けるという感じ!!
足場が組まれ始めました!!捨てコンの上に青や黄色で描かれているのも
足場を建てたりするのには欠かせない「指示書」ですね。
この様に建物の基準となる部分をしっかりとする為に大事な捨てコン打設でした。
次回は基礎配筋の様子をご紹介いたしますので是非ご覧下さい。
≪完成予想パース≫
☆山留工事の様子
みなさま、こんにちは!!
毎日自宅に戻ると脳内に角界のウルフの引退の時の台詞が口から出そうになる
今日この頃。体力をつけるには何をすれば良いのでしょうか。年齢制限はあるのでしょうか。
季節の変わり目でもありますのでみなさまも体調管理には十分に注意してくださいね!!
さて、現場の様子をご紹介いたします=33
おっ!掘削中でございます!!かの徳川埋蔵金を掘っているのではないことは確かです。
これは「根伐工事(ねぎりこうじ)」を行っている所です。
根伐工事と言うのは、建物の基礎部分や、ピット(地下)部分を作る為に地中を掘る工事の事を言います。
そして、その時にとってもとっても重要なのが!!!前回よりご紹介をしている「山留工事」なのですっ。
この様に、ショベルカー(バックホー)とも言います。で地面を掘っていくのですが、
掘削した土の壁は支えがないので崩れてしまう可能性が高く、何もせずに掘り進めても
崩れてまた埋まってしまうので、その界壁に壁を作る意味で「山留工事」が必要になってくるのです!!
根伐り&山留
「H鋼」の間に「矢板」を差し込むとこのような壁が出来上がります。
そして、こちらは、図面通りの深さに掘削が出来ているかチェックを受けている様子です。
長い棒で「だいだいこれくらいー」というのではなく、この棒にはセンサーが付いており
規定の深さを音で知らせてくれるのです。
チェックチェックチェーーック!!地面と映り込んでいる人を見ると大体の
深さはわかりますね♪♪
掘削をした土が赤くなっていますね。「関東ローム層」と呼ばれるものです。
地理の授業で出ましたよね!!現場では「あかつち」とも言うようです。
丁度矢板を職人さんが差し込む所の様ですねーーーー。
先ほどの検査で「深さ」と「土壌の質」を確認しOKが出ると次の作業。
底の部分を「床付け」と言いますが、その上に砕石を敷きますっ。
底だから適当にざらざらーっと撒けば良いのではありませんよ。基礎がしっかりと
していないと安全な建物にはなりませんので!!さて、今日はこの辺りで♪
次回をお楽しみにっ!マンション建設でなかなか見る事の出来ない現場の様子ですので
ぜひご覧くださいね☆=
≪完成予想パース≫