2023年2月アーカイブ
☆高層階配筋の様子
みなさま、こんにちは。
週の途中に祝日があったことで曜日感覚がくるっておりませんか?
私はしっかりと今日が何曜日か分からなくなっておりました(;^_^A
また今日一日頑張れば明日お休みになるのでみなさま踏ん張りましょう♪♪
さて、前回同様ちょっと戻って高層階の配筋の様子をご紹介いたします。
捨てコンが硬化した後には鉄筋をどの位置にどのように組むか分かるように
「墨出し」を行います。黄色や青の色がついている所がソレです。
鉄筋は「とりあえず縦横に組めばいい」と言うわけではなく、場所によって
どの太さの鉄筋をどのように組むか等細かい部分がとても大切になってきます。
以前もご紹介しましたが、地面と平行に組んだ鉄筋がどの位置もかぶりの厚さが
同じになるように「基礎エース」を立てて鉄筋が撓む事がない様にします。
現場にこの様な穴を設けました。勿論「落とし穴」ではなく(*'ω'*)
こちらの「鎮め物(しずめもの)」を埋める為の穴でした。
その土地の神様(氏神様)にお供えをするものになります。
基礎配筋が完了すると型枠材を建て込みます。
写真手前鉄筋の間に筒状の物が刺さっております。こちらは「スリーブ」
構造体の中に配線を通す必要がある時に、配筋の間にこの筒状の物を入れて
おくとこの中にはコンクリートが入らないので配線用のトンネルが出来上がる
仕組みになっているのです。
スラブ型枠を敷き、スラブ配筋も行った様子です。
1階の床になる部分に断熱型枠材を敷く事で地下からの冷気が上がるのを
防ぎ、さらには室内の温度を地下に逃がさない役割もします。
スラブコンクリート打設を行っています。事前に「配筋検査」を受け、
検査項目全てにクリアすると打設を行う許可がおります。
「配筋検査」は構造計算をして安心安全な建物を作る為の「構造図」通りに
造られているかをチェックするのです。指摘項目があった場合は速やかに
直さないと次の工程に進めないのでとっても大切な検査になります。
実は地下でこのような工事が行われていたなんて、上の写真の様になってから
みたらわからないですよね。でも建物は「基礎」部分が重要なので
この様に丁寧に作業を行うのです。
それでは今回はここまで。次回もお楽しみに☆=
☆ちょっと戻って高層階基礎配筋の様子
みなさま、こんにちは。
明日は関東地方でも雪が降る予報が出ていますね(;^_^A
雪に慣れていないので気を付けないといけないですね。
それでは、今回は工事の様子をちょっと戻ってご紹介いたします。
高層階の基礎工事の時の様子ですが、敷地内にシートで囲いがされています。
何も知らなかったら何か出てしまったのか!!と思いそうですよね。
よくニュースで「工事現場からー」なんて聞きますので、でも、当現場はそのような物は
ございません!この中で何が行われているかと言うと。
「杭頭処理(くいとうしょり)」という工事をしております。
現場で杭を打つ際の液体が混ざったコンクリートが上の方で固まるのですが、
杭の頑丈な部分と建物がくっついていないと縦にも横にも安定しないので、
この混ざりものの部分を取る作業の事を言うのです。
その際に「ハツリ」と言って杭を削るのですが、どうしても音、粉塵が
出てしまうので、このシートを被せて飛散するのを抑えているのです。
処理を終えるとこの様に鉄筋がむき出しになります。
これが建物には大事な工程になるのです。
そして、杭の周りには砕石が敷いてありますね。この後基礎の配筋を
組むために「捨てコン」と言うコンクリートを打設する為にまず地面を
均すので敷いておりますょ。
「捨てコン」自体は構造上の耐震などには関係ありませんが、基礎になる
基礎配筋を正確な位置に正確に組むためにはとても重要になります。
折角なのでこの続きはまた次回ご紹介致しますのでお楽しみに(^^)/