内外装仕上工事の最近のブログ記事
☆逗子市のテナントビル|サッシ取付(サッシアンカー・トロ詰め)
みなさん、こんにちは。
今日は25度近くまで気温が上がっていますね。
もう半袖を着ている人も見かけてすっかり夏気分でした。
ぽかぽか陽気なのでぜひお出かけしてみてくださいね。
さて、構造見学会のお知らせや開催報告を挟みましたが、
前回ご紹介した工事の様子は6階立上りコンクリート打設でした。
(☆逗子市のテナントビル|6階立上りコンクリート打設(上棟・天端(てんば)ポインター))
今回はサッシ取付の様子をご紹介します!
これまでは建物自体を造る躯体工事をご紹介してきましたが、前回で上棟となりました。
今回から内装や外装といった仕上げ工事のご紹介に入っていきますよ!
▲建物内部
今回ご紹介したいのはサッシ取付、この記事でのサッシは窓枠のことです。
「サッシ」は開口部に用いる外部建具全般を指すので、実はドアもサッシの一つに含まれます。
▲壁に穴が開いている部分が開口部で、黒い枠のようなものがサッシです。
▲窓ガラスは後ほどサッシの空いている部分にはめこまれます。
サッシを取り付けていく開口部を見ると、何やら丸いものが。
これはサッシと壁をくっつけるために用いるサッシアンカーというものです。
▲サッシアンカー。
コンクリートの躯体部分に埋め込まれています。
サッシアンカーはもともとコンクリートパネル(コンパネ)(※)についていて、
打設後にコンクリートに埋め込まれることで上のような状態になります。
※コンクリートパネル(コンパネ)
コンクリートを打設する(流し込む)際に使う型枠のこと。
設計図通りの形にコンクリートが固まるまで保持するために型枠を設置します。
先ほどのサッシアンカーと鉄筋(溶接棒)を溶接した後、
今度はその鉄筋とサッシを溶接して窓枠を取り付けていきます。
▲溶接後の様子。
溶接によってサッシがコンクリート躯体にしっかりと固定されます。
このままだとサッシと躯体に隙間ができてしまうため、
この後に隙間へモルタルを詰めていくトロ詰めという作業を行います。
そしてサッシ取付が完了したらガラスをはめ込んで窓の完成です!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】