2024年12月アーカイブ
☆逗子市のテナントビル|2階柱配筋・圧接(ガス圧接継手)
みなさん、こんにちは。
昨日は神奈川県内であられやひょうが降ったようです。
冬であることを改めて実感するようなニュースでした。
みなさん温かくして冬を楽しくお過ごしください!
さて、前回は1階立上りコンクリート打設についてご紹介しました。
今回は2階の配筋工事の様子をご紹介します!
上棟(※)となる6階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回はコンクリート打設を行ったので、次は配筋工事・型枠の建て込みとなります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
取材当時、現場では配筋工事が行われていました!
柱の配筋の様子です。
柱の主筋(縦筋)に帯筋(フープ)(※)を配置して配筋していきます。
※帯筋(フープ)
柱筋や梁筋の主筋を束ねる状態で、
主材に対して直角に帯状に配置されている鉄筋のこと。
柱に使用されるものをいう。
柱配筋はその名の通り柱になる部分であるため、
下の写真のように上に長く伸びる形になっていきます。
こんなに長い鉄筋が!と思われるかもしれませんが、
元々からこんなにも長さ・高さがあると配筋がやりにくくなってしまいます。
そこで行われるのが鉄筋の圧接です!
圧接で鉄筋同士をつなげることで長い鉄筋を造ります。
圧力を加えながら加熱することで、
もともと1本の鉄筋だったかのように鉄筋を継ぐことができるんです!
以前紹介した一部が膨らんだ鉄筋はこの圧接の跡です。
▲圧接の跡
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|1階立上りコンクリート打設
みなさん、こんにちは。
今年も残すところあと1ヶ月となりました。
そろそろ大掃除に取り掛かっていきたいのですが中々腰が上がらず......。
今一度気合いを入れて、年末までに家全体を綺麗にしたいものです。
さて、前回は1階のスラブ配筋についてご紹介しました。
今回は1階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!
上棟(※)となる6階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回は配筋工事・型枠の建て込みを行ったので、次はコンクリート打設となります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場には早速ミキサー車(生コン車)が到着していました!
▲生コンクリートの入ったドラムを回しながら運搬することで、生コンの分離を防ぎます。
基礎コンクリート打設時にも紹介したミキサー車。
実はミキサー車だけでは打設はできません。
運んできた生コンクリートをポンプ車に移し、
そしてポンプ車から生コンを打設場所まで圧送することで打設が可能になります!
▲伸縮するブーム(腕のような部分)で生コンを打設場所まで圧送します!
生コンクリートを打設していきます。
生コンを流し込む人やバイブレータで振動を与える人など色々な人たちで作業を進めていきます。
上の写真に何やら穴が開いている箇所が映っていますね。
これは前回のスラブ配筋の記事でも紹介したダメ穴です!
ダメ穴は工事の用具を運ぶための穴なので、
この部分には生コンは流し込みません(最終的には塞ぎます)。
その後今までと同様にトンボや鏝で均し、コンクリートを水平な綺麗な状態にします。
そして打設完了後の写真がこちら!
▲日が落ちるのが早くなっているため、打設が終わる頃には真っ暗になっています。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】