2024年9月アーカイブ
☆逗子市のテナントビル|基礎型枠工事
みなさん、こんにちは。
残暑の厳しい9月から一転、ここ数日は秋らしい天気になっていますね。
過ごしやすい気温ですが、今までとの気温差による体調不良にはお気をつけください。
さて、前回は基礎配筋工事についてご紹介しました。
今回は基礎型枠の建て込みの様子をご紹介します!
ピット(※)内の土間コンクリートの打設(流し込み)を行った後、
基礎型枠の建て込みが始まりました!
※(地下)ピット
排水管といった設備菅をまとめた地下空間のこと。
ピットがあることで配管のメンテナンスが容易になったり、
地中の湿気が直接居住空間に上がらなくなるといった利点があります。
土間コンクリートはそのピットの床になります。
基礎部分の型枠(※)はコンクリートパネル、略してコンパネと呼ばれるものを建て込んでいきます。
※型枠
打設された生コンクリートを一定の形状に保ち、
コンクリートが適切な強度に固まるまで支える仮設建造物の総称。
▲コンクリートパネル(型枠用合板)
表面がオレンジ色なのは剥離剤が塗装されているためです。
この塗装によって型枠とコンクリートの剥離が容易になり、
型枠の再利用もしやすくなります!
型枠はそのままコンクリートの上に建てるのではなく、
コンクリートの上に木を敷き、その上に建て込んでいきます。
これは敷桟(しきさん)と呼ばれるもので、その名の通り敷かれた桟木(角材)です。
打設されたコンクリートの表面にはわずかな凹凸や傾斜があります。
このままでは型枠を水平に置けなくなるため、敷桟が置かれるのです!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|基礎配筋工事
みなさん、こんにちは。
残暑の厳しい9月となっていますね。
食欲の秋なのに胃が夏バテになりそうな暑さですが、
毎日しっかり食べて元気に過ごしていきましょう!
さて、前回は捨てコンクリート打設についてご紹介しました。
今回は基礎配筋工事についてご紹介します!
捨てコンクリートを打設した上に基礎配筋を行っていきます。
配筋とは鉄筋を組んでいく作業のことです。
捨てコンで基礎の底面を平らにしたことで正確な配筋が可能になります!
▲基礎配筋を行うための足場も設置されています
取材時、ベース(基礎の底部)の配筋が進んでいました。
杭が埋め込まれている場所で、後に柱となる部分です!
設計図に従って鉄筋を所定の位置に配置していきます。
そして現場には何やらT字の形をしたものが。
これは基礎エースと呼ばれるものです。
基礎エースは主筋(※)を一定の高さ・位置に保持するもので、
基礎配筋の目印として重要な役割を果たします。
※主筋
柱や梁などから生じる垂直力や水平力、
曲げの力(材料に負荷がかかった際に発生する力)を負担する鉄筋のこと。
▲画像左が主筋となる鉄筋
太さの違う鉄筋を組み合わせて配筋していきます
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|捨てコンクリート打設
みなさん、こんにちは。
先日は台風の影響が各地で見られましたね。
強い雨や風の中でも出勤された方も多いのではないでしょうか。
これからが本格的な台風シーズンとなりますが
対策をしっかりしながらこの秋を過ごしていきましょう!
さて、前々回から山留工事や根伐工事の様子をご紹介してきました。
今回は捨てコンクリート打設をご紹介します!
根伐工事を行ったところにコンクリートを打設(流し込み)します。
このコンクリートは建物を造る前準備として流し込むもので、
基礎の底面を滑らかにしたり、墨出し(※)を行いやすくする等の目的があります。
※墨出し
後に行う部材の取り付けや仕上げ作業のために、下地面などに墨で印をつけること。
職人さんたちの作業の効率を上げるための下準備のようなものです。
建物自体の構造には関わらないため、捨てコンクリートと呼ばれます。
整地に直接コンクリートを流し込んでいきます。
その後、平らに均します。
▲トンボ
▲鏝
トンボ(※)で大まかに均し、その後は鏝(※)で均していきます。
※トンボ
生コンクリートや地盤を均すために用いるT字型の道具。
※鏝(こて)
下地に塗りつけたり、均し、押さえ、磨きなどをする道具。
下地塗から仕上げまで塗り工程の全てを行える。
打設完了時の様子がこちらです。
この後いよいよ基礎の配筋工事や型枠工事が始まります!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】