☆逗子市のテナントビル|3/29(土)・30(日)に構造見学会を開催いたします!
みなさん、こんにちは。
今回は今週末に開催される「構造見学会」のお知らせです!
【ライフ新逗子ビルディング 構造見学会】
開催日時:3月29日(土)・30日(日) 10:00-16:00
住所:神奈川県逗子市逗子5-6-19
交通:京急逗子線「逗子・葉山」駅北口より徒歩2分
JR横須賀線・総武線・湘南新宿ライン「逗子」駅東口より徒歩4分
タウンニュース逗子・葉山版でも見学会のご案内をお知らせしています!
(『タウンニュース 逗子・葉山版』2025年3月21日(金)号)
構造見学会では普段は中々見られない建物の構造部分がご覧いただけます!
※テナントビルのため、モデルルームはございません。
賃貸経営を検討されている方はもちろん、
ご興味のある方や近隣にお住まいの方など、どなた様でも大歓迎!
ぜひご来場ください!
皆さまのご来場をお待ちしております。
ご予約は「イベント・見学会情報」よりお願いいたします。
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|6階立上りコンクリート打設(上棟・天端(てんば)ポインター)
みなさん、こんにちは。
最近朝の通勤で学生さんたちを見かけなくなってきましたね。
一方、駅でキャリーケースを持っている人たちを多く見かけます。
学生の頃の春休みを懐かしみつつ、今日も頑張っていきたいものです。
さて、前回は6階の配筋工事の様子をご紹介しました。
(☆逗子市のテナントビル|6階配筋工事(壁配筋・CD管(合成樹脂可とう電線管)))
今回は6階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!
上棟(※)まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」を繰り返してきた当物件。
今回の6階立上りコンクリート打設でついに上棟となります!
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場にはミキサー車とポンプ車が到着しており、
ミキサー車からポンプ車へ生コンクリートが移されている最中でした!
車両のドッキング部分では職人さんが生コンを練っていました。
▲ポンプ車の後ろにあるホッパーという開口部に生コンを移していきます
生コンの材料は分離しやすいため、
そのままポンプ車に流し込むと配管が詰まったりする恐れがあります。
それを防ぐために職人さんが生コン投入前に練ったり、
確認しながら移す作業を行っていますよ。
このように手間をかけて運ばれた生コンを現場で打設していきます!
今回コンクリートを流し込んでいくのは建物の屋上となる部分です。
打設の流れは今までと同様、色んな職人さんたちの連携プレーで進めていきますよ。
▲打設用ホースはホースにつけたロープを引っ張ってコントロールします。
茶色い服の職人さんが持っているのはバイブレータ、生コンに振動を与えます。
実は屋上の打設でしか見られないアイテムがあります。
それがこちら、天端(てんば)ポインターです!
天端ポインターが屋上の打設時に設置される理由は「勾配」にあります。
屋上は建物の中で最も雨の影響を受けやすい部分。
屋上が平らだと水が溜まり続けてしまい、建物の劣化が進行、
最終的に建物内部への浸水につながり、雨漏りなどを引き起こしてしまうのです。
これらを防ぐため、屋上は雨水が流れやすいように勾配をつけて造る必要があります。
天端ポインターを各箇所に応じた高さに合わせて設置し、
これを基に打設を行うことで勾配をつけることができるんです!
▲取材時にまだ打設されていなかった部分のスラブ。
先ほどの赤色だけでなく、黄色などの天端ポインターが複数個所に設置されていました。
天端ポインターを目印に、打設を進めます!
生コンを流し込んで、均して......を繰り返していきます。
そして鏝を使って細かい部分まで均し、仕上げていきます。
こうして打設が完了!上棟となりました!
上棟を迎え、これで躯体工事(建物自体を造っていく工事)は完了です。
次回からは内外装工事の様子をお届けしていきますよ。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|6階配筋工事(壁配筋・CD管(合成樹脂可とう電線管))
みなさん、こんにちは。
関東では雨が続きましたね。
時には雪になることもありましたが、また段々と暖かくなるようです。
寒暖差や花粉に負けないためにも、体調管理に努めてくださいね。
さて、前回は5階の配筋工事の様子をご紹介しました。
今回は6階の配筋工事の様子をご紹介します!
ついに上棟となる6階も引き続き、
「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れで造っていきます!
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
さっそく現場を見ていきましょう!
現場取材時、壁の配筋工事が進められていました。
型枠工事と並行して行われることが多い壁の配筋工事。
色んな職人さんが色んな作業をしているのを見ることができます。
壁配筋はスラブ配筋の時と同様に、
鉄筋を二重に配置していきます(=ダブル配筋)。
▲設計図に従って鉄筋を所定の位置に配置していきます。
ダブル配筋によってより強固な建物を造ることが可能になります!
そして鉄筋同士が交差するところは結束線(※)で結んでいきます(=結束)。
※結束線
鉄筋同士を緊結するために用いる鉄線のこと。
加熱した後に徐々に冷やす「焼きなまし」という処理が行われており、柔らかい鉄線になっている。
結束線を結ぶために使われるのがハッカーという道具。
結束線の先端に引っ掛けてくるくる廻すだけで結束ができます!
▲爪のような形の道具がハッカー、銀色の線が結束線。
職人さんが見事な手さばきで素早く結束していきます!
そしてこちら、型枠と鉄筋の間に設置しているオレンジ色の管はCD管(合成樹脂可とう電線管)です。
CD管の中には電線や通信ケーブルなどが入っていて、
打設されるコンクリートにこれらの線が接触しないように保護をしています。
▲壁の配筋の間にCD管(合成樹脂可とう電線管)を設置していきます。
「可とう」は「曲げることが可能」という意味で、自由に曲げられる電線管です!
CD管はコンクリート埋設用の配管で、露出配管(露出した状態での配管)はできません。
この管が鮮やかなオレンジ色なのは上記のような配管間違いを防ぐためで、この色で統一されています。
コンクリートの中に埋まってしまうため、中々見られない配管かもしれませんね。
▲CD管は露出配管ができるPF管と識別するため、オレンジ色で統一されています。
尚、PF管はアイボリーやブラック、鮮やかなブルーなど色の種類が豊富です。
着々と配筋工事が進められていました。
次の打設でいよいよ上棟となりますよ!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|5階立上りコンクリート打設
みなさん、こんにちは。
今日で2月も最終日となりました。
1ヶ月が28日しかないからか、かなり早く感じますね。
3月も引き続き頑張っていきましょう!
さて、前回は5階の配筋工事の様子をご紹介しました。
(☆逗子市のテナントビル|5階梁配筋(パイプ馬・スターラップ(あばら筋)))
今回は5階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!
上棟(※)となる6階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回は配筋工事・型枠の建て込みを行ったので、次はコンクリート打設となります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場ではさっそくコンクリート打設が始まっていました!
一部はすでに生コンクリートが流し込まれており、綺麗に均されていました。
上の写真に映り込んでいる黄色い筒はスミポインター。
以前の記事で紹介したときは打設前で全体が見えていましたが、
打設後にはこのようにほぼ埋まっており、頭だけちょこんと出ている程度になります。
▲スミポインター。この下に開けられた穴を塞いでいます。
墨出し(設計図を実寸で地面に書き出す作業)のためのもので、
下の階と同じ場所に墨出しを行うために必要となります。
以前紹介した手摺壁の部分もこの通り、型枠の間に生コンが流し込まれています。
▲手摺壁(てすりかべ)。バルコニーの外壁部分となります。
今までの打設と同様に生コンクリートを流し込む人やバイブレータを差し込む人、
トンボや鏝で生コンを均す人......と色んな職人さんたちが連携して打設を進めていました!
▲トンボ。
生コンクリートの表面の広い範囲を均すことができます。
▲鏝(こて)。
トンボより細かい作業ができるため、均しも仕上げも行える道具です。
そして打設完了後の写真がこちらです!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|5階梁配筋(パイプ馬・スターラップ(あばら筋))
みなさん、こんにちは。
もう2月も下旬に差し掛かってきましたね。
3月は初旬からひな祭りのイベントがありますよ!
2月も3月も楽しく過ごしていきたいものです。
さて、前回は4階立上りコンクリート打設の様子をご紹介しました。
(☆逗子市のテナントビル|4階立上りコンクリート打設(オートレベル))
今回は5階の梁配筋の様子をご紹介します!
上棟(※)となる6階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回はコンクリート打設を行ったので、次は配筋工事・型枠の建て込みとなります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場では配筋工事(鉄筋を組んでいく作業)が進められていました。
今回紹介したいのは梁部分の配筋、梁配筋です。
4階の配筋工事の記事でも注目した梁。
この時は梁の配筋は型枠の中に納まっていますが、
型枠の間は狭くて鉄筋を組むのが大変なため、
配筋はその上部で行ってその後型枠の間に落とす(=梁落とし)作業を行います。
▲梁落とし後の様子。型枠の間に梁の配筋が収まっています。
(☆逗子市のテナントビル|4階配筋工事(ドーナツ型スペーサー))
梁配筋を型枠の間の上で進める上で欠かせないのが
鉄筋を支える△のような形をしたパイプ馬です!
▲三角形のものがパイプ馬。その上には角パイプ、そして鉄筋が置かれています。
パイプ馬を使うことで、浮かした状態で配筋することができるようになります。
職人さんたちが設計図に従って鉄筋を所定の位置に配置していきます。
太い鉄筋が主筋(※)、
その周りに引っ掛けるようにして配筋しているのはスターラップ(あばら筋)です。
※主筋
柱や梁などから生じる垂直力や水平力、
曲げの力(材料に負荷がかかった際に発生する力)を負担する鉄筋のこと。
▲スターラップ(あばら筋)。
引っ掛けられるように先がかぎ爪のようになっています。
スターラップは梁筋の主筋を束ねる状態で、主材に対して直角に帯状に配置されている鉄筋のことです。
同じ役割で柱に使用される鉄筋はフープ(帯筋)と呼ばれていますよ。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】