☆逗子市のテナントビル|5階梁配筋(パイプ馬・スターラップ(あばら筋))
みなさん、こんにちは。
もう2月も下旬に差し掛かってきましたね。
3月は初旬からひな祭りのイベントがありますよ!
2月も3月も楽しく過ごしていきたいものです。
さて、前回は4階立上りコンクリート打設の様子をご紹介しました。
(☆逗子市のテナントビル|4階立上りコンクリート打設(オートレベル))
今回は5階の梁配筋の様子をご紹介します!
上棟(※)となる6階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回はコンクリート打設を行ったので、次は配筋工事・型枠の建て込みとなります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場では配筋工事(鉄筋を組んでいく作業)が進められていました。
今回紹介したいのは梁部分の配筋、梁配筋です。
4階の配筋工事の記事でも注目した梁。
この時は梁の配筋は型枠の中に納まっていますが、
型枠の間は狭くて鉄筋を組むのが大変なため、
配筋はその上部で行ってその後型枠の間に落とす(=梁落とし)作業を行います。
▲梁落とし後の様子。型枠の間に梁の配筋が収まっています。
(☆逗子市のテナントビル|4階配筋工事(ドーナツ型スペーサー))
梁配筋を型枠の間の上で進める上で欠かせないのが
鉄筋を支える△のような形をしたパイプ馬です!
▲三角形のものがパイプ馬。その上には角パイプ、そして鉄筋が置かれています。
パイプ馬を使うことで、浮かした状態で配筋することができるようになります。
職人さんたちが設計図に従って鉄筋を所定の位置に配置していきます。
太い鉄筋が主筋(※)、
その周りに引っ掛けるようにして配筋しているのはスターラップ(あばら筋)です。
※主筋
柱や梁などから生じる垂直力や水平力、
曲げの力(材料に負荷がかかった際に発生する力)を負担する鉄筋のこと。
▲スターラップ(あばら筋)。
引っ掛けられるように先がかぎ爪のようになっています。
スターラップは梁筋の主筋を束ねる状態で、主材に対して直角に帯状に配置されている鉄筋のことです。
同じ役割で柱に使用される鉄筋はフープ(帯筋)と呼ばれていますよ。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|4階立上りコンクリート打設(オートレベル)
みなさん、こんにちは。
今週から関東はグッと寒くなるようです。
暖かい日が続いていた分、寒暖差でかなり寒く感じてしまいそうですね。
服装選びなどに気をつけて対策していきましょう!
さて、前回は4階の配筋工事の様子をご紹介しました。
(☆逗子市のテナントビル|4階配筋工事(ドーナツ型スペーサー))
今回は4階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!
上棟(※)となる6階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回は配筋工事・型枠の建て込みを行ったので、次はコンクリート打設となります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場ではさっそく打設が始まっていました!
コンクリート打設の流れはこれまでと同様。
生コンを流し込む人やバイブレータで振動を与える人など
色々な人たちが連携しながら打設を進めていきます。
今回注目したいのはこちらの職人さん。
流し込まれた生コンクリートに棒のようなものを差していますね。
この職人さんはコンクリートの深さ=厚さや水平を測っています。
実はこの棒だけでは計測を行うことはできず、相方がいます。
その相方がこちらです!
こちらはオートレベルと呼ばれる機械です。
この機械からレーザー光線を出し、水平を測ります。
ポイントになると先ほどの棒についた黄色い機械から
ピーッと機械音が鳴って水平が分かるようになっていますよ。
▲オートレベルと棒についた黄色い機械が連動、水平を測ります。
オートレベルで打設したコンクリートの厚さや水平を測り、
それに合わせて職人さんたちが平らに生コンを均していくんです!
均しの作業も今まで通り、
トンボ(※)で大まかに、そして鏝(※)で綺麗に均していきます。
※トンボ
生コンクリートや地盤を均すために用いるT字型の道具。
※鏝(こて)
下地に塗りつけたり、均し、押さえ、磨きなどをする道具。
下地塗から仕上げまで塗り工程の全てを行える。
▲トンボ
▲鏝
▲均す作業を真横から見た図。
職人さんの技術に驚かされます!
そして打設完了後の写真がこちら!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|4階配筋工事(ドーナツ型スペーサー)
みなさん、こんにちは。
明日はバレンタインデー!
誰かにあげるのはもちろん、自分のご褒美にチョコレートを買っても楽しいですね。
皆さま思い思いにバレンタインデーをお過ごしください!
さて、前回は3階立上りコンクリート打設の様子をご紹介しました。
今回は4階の配筋工事の様子をご紹介します!
着々と階数が増えている当現場。
最寄り駅である「逗子・葉山駅」のホームからも
弊社キャラクターのやるぞうくんがバッチリ見えるようになっていますよ!
「逗子・葉山駅」にお越しの際はぜひ見つけてみてくださいね。
では現場の様子です。
職人さんたちがあちこちで様々な作業を行っていました。
▲以前紹介した柱配筋も行われていました
今回は梁の部分に注目したいと思います!
▲梁
梁配筋部分の中に見える銀色の筒のようなものは配管部分です。
コンクリート打設の前に配管のための空間を確保しておくことで、
打設の後でも配管工事を行えるようにしています!
その梁の部分に奥まで手を伸ばして何かをしている職人さんがいますね。
この職人さんたちはドーナツと呼ばれるものを鉄筋につけています!
色もブラウンに近いので、まさにドーナツのよう。
▲ドーナツ
ドーナツとは、ドーナツ型のスペーサーのことです。
スペーサーとは、かぶり厚さ(※)を確保するために型枠やコンクリートと鉄筋の間に差し込まれるものです。
※かぶり厚さ
鉄筋の外端とそれを覆うコンクリートの外側表面までの最短距離のこと。
コンクリートが経年変化すると、鉄筋の腐食やコンクリートのひび割れの発生といった劣化が起きてしまう。
これらを防ぐためにかぶり厚さが規定されている。
コンクリートの打設に向けての準備が着々と進んでいました。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
☆逗子市のテナントビル|3階立上りコンクリート打設
みなさん、こんにちは。
もう1月も下旬、あっという間に2月を迎えそうです。
まだまだ寒い日が続きそうなので
引き続き暖かくしてお過ごしください!
さて、前回は3階の型枠工事の様子をご紹介しました。
(☆逗子市のテナントビル|3階型枠工事(型枠支保工(パイプサポート)設置))
今回は3階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!
上棟(※)となる6階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回は配筋工事・型枠の建て込みを行ったので、次はコンクリート打設となります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
現場に到着すると早速コンクリートの打設が始まっていました!
生コンクリートを流し込んでいるのは手摺壁の部分です。
手摺壁(てすりかべ)とはバルコニーや廊下などの外壁部分のこと。
その名の通り、手すりのような役割を果たしている壁の部分になります。
▲手摺壁となる部分。
型枠の間に生コンを流し込んでいきます。
もちろんこれまでの打設と同様に、
スラブにも生コンクリートを流し込んでいきます。
このスラブは3階の天井、4階の床にあたります!
▲生コンを流し込んで、均して、コンクリート打設は完了となります。
そして打設完了後の写真がこちら!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】
※パースに変更がありました。
☆逗子市のテナントビル|3階型枠工事(型枠支保工(パイプサポート)設置)
みなさん、こんにちは。
明けましておめでとうございます。
新年になって最初の更新となります。
本年も引き続きよろしくお願いいたします!
さて、前回は2階立上りコンクリート打設の様子をご紹介しました。
(☆逗子市のテナントビル|2階立上りコンクリート打設(スミポインター))
今回は3階型枠工事の様子をご紹介します!
上棟(※)となる6階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回はコンクリート打設を行ったので、次は配筋工事・型枠の建て込みとなります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
型枠工事の様子です。
上から全体を見てみると、その景色に圧巻されます!
現場を歩いていると何やら林のように何本も立っているものが......
これは型枠支保工(パイプサポート)と呼ばれるものです。
その名の通り、型枠を支えるために設置するもので、長さの調整も可能です。
▲長さを調整しながら設置していきます
パイプサポートの上にバタ角(※)を並べ、
さらにその上に根太(※)を乗せることで型枠を支えます!
上から型枠>根太>バタ角>パイプサポートの順で重なっていますよ。
※バタ角(端太角)
型枠の側面を固めるために使用する約10cm角の角材のこと。
木の種類はスギやマツ、ヒノキなど様々。
※根太(ねだ)
30cm程度の間隔で並べられるもので、上の板を支える役割をもつ。
単管と呼ばれる鋼管パイプが根太として用いられる場合が多い。
▲パイプサポートの上部分。
その上にバタ角と根太、そして型枠が乗っています。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】