基礎工事の最近のブログ記事
基礎コンクリート打設致しました
皆様こんにちはッ!
関東も昨日梅雨入りとなりました
貴重なお天気、有意義にお過ごし下さいね(*^▽^*)
さてさて、現場の様子ですッ
基礎コンクリートの打設・・・の前に、
こちらスランプコーン試験ですッ!
??スランプ??
スランプコーンというバケツに生コンを入れて、
コーンを外した時に、どれくらい生コンの山が沈んだか・・・という値です。
どれくらい低くなったかを測ると、生コンの軟らかさが分かりますッ!
軟らかい、ということは、施工がしやすいということです
通常のスランプ値は18cm程度と言われています。
(スランプコーン高さ30cmから、山の高さを引いた距離がスランプ値です)
ちなみに、広がった幅はスランプフローと言います。
コンクリートはテストピースというサンプルを6本つくり、強度試験をするため保管されます。
打設完了致しましたッ
打設から2、3日も経つと、型枠が外されます( ´∀`)σ
おッ
よみうりランドの観覧車INー
型枠脱型が終わると、埋め戻しです。
基礎工事を行うために掘った土・・・
基礎の周囲は隙間が空いているので、その隙間を埋める事を「埋め戻し」と言います。
ただ戻しているのではなく、
埋め戻しにはピッチが決まっているのでそのピッチ毎に
埋め戻しては転圧、埋め戻しては転圧・・・
と、転圧機で地盤をしっかりと締め固めます☆!
地盤がしっかりと固まると、足場を組んでいきます
足場は、建物から30センチ以内がベストとされているそうです
バルコニー側の足場が組まれましたーッ!
こちらは外構の設備配管工事です。
排水管 ・給水管配管後、土を埋め戻していきます。
☆おまけの1枚☆
202号室に入居されると、こちらの景色が毎日見れます
202限定じゃなくてもいいですけどー(笑)
監督おススメの足場からの絶景でしたー
基礎配筋
皆様こんにちはッ!
前回は捨てコンクリートの打設までお伝え致しました。
さっそく続き、行ってみましょうー
地中梁の配筋を行っていきます。
地下の場合は、柱意外は全て地中梁と言います壁も梁
キソエースと呼ばれる、梁主筋受け金物を使い配筋作業を施します!
墨出し屋さんが、印をつけた部分に一定の間隔で、
捨てコンクリートに打ち付けて行きます
こちらの写真!上と同じように見えますが、ちょっと違いますどこどこ?
鋼管杭の杭頭部分、補強溶接が行われましたッ!
杭頭部外周に、補強鉄筋を溶接し基礎コンクリートと融合させます。
この鉄筋は柱の鉄筋と一体化して、
最上階まで続く柱の強度を補鎮しますッ!
さささッ!続いて鉄筋の登場です( ´∀`)σ
搬入された鉄筋は、
製造会社と鉄筋種類をマークで確認する材料検収が行われます
製造会社から発行される、ミルシート(出荷証明書)通りに
納品されているかを確認ッ!
?ミルシート?
工場・製作所(mill)が発行する書(sheet)でミルシート!和製英語です(´∀`)
規格値や製造実績値などが記載されています。
SD345とはJISの規格、(定められた強度別の種類)
D22とはDは異形鉄筋、数字は鉄筋径です。
圧廷マークとは、鉄筋に刻印されたマーク!
この圧延マークにより、メーカーと規格が分かるようになっております☆!
「・」はSD345 「SK」は三興製鋼(株)です。
ちなみに鉄筋は、加工されて現場に搬入されます。
材料検収が終わると、鉄筋を組んでいきますッ
キソエースの上に並べた梁主筋に、
スターラップ筋(梁の周囲に巻き付ける鉄筋のこと)をぶらさげ・・・
そのスターラップ筋の底に載せるようにして、
下の梁主筋を結束していきます!
こちら、何やら鉄筋一箇所がぷっくりしております(´∀`)
黒板にD19と書かれておりますが、一般的に・・・
D16以下の鉄筋は重ね継手(結束)
D19以上の鉄筋はガス圧接継手または機械式継手
ガス圧接は、鉄筋と鉄筋の端部をアセチレンと酸素をつないだバーナーにより
加熱しながら圧力を加え、接合しています
ちなみに、圧接した鉄筋は圧接抜き取り試験を行う為に、
テストピースを採取します。1セット5本です
ガス圧接の技量資格には4種類あり、それぞれ作業できる鉄筋径が決まっています。
キレイに組まれてます(*^▽^*)
配筋が終わると検査です
設計図通りに配筋できているか?ピッチは?鉄筋の太さは??
・・・と、チェックしていきますッ!
検査に問題がなければ、基礎コンクリートの打設です。
基礎コン打設の様子は次回お伝え致しますお楽しみにー
捨てコンクリート打設致しました
皆様こんにちはッ!
不安定なお天気が続きますね(´ー`)
寒暖の差も激しいので、体調管理にお気をつけ下さい☆!
さささ!現場の様子ですー
まずは、根伐り工事と言って建物の大切な土台基礎を造る為に、
土を掘削していきますッ
掘削と同時進行で山留め工事が行われます。
これは、掘削の側面を保護して周囲地盤の崩壊や土砂の流出を防止するためのものですッ!
掘削の深さが比較的浅く、地盤も強い土地だと
このような簡易山留めで充分となります(*^?^*)
杭周囲は掘り下げ、設計図の通りの高さで切断をします。
雨水が入らないように溶接してフタを取り付け、完了となりますッ
根伐り底には砂石や砕石を敷き、転圧をして締め固めます。
転圧は、地面を平らにするだけではなく
施工後の基礎の沈みを防ぎますとっても重要ー
続きましてコチラッ( ´∀`)σ
地鎮祭の時に神主さんから預かった鎮物(しずめもの)を、
中心となる位置に置き埋めます。
敷地の平安や、施主様のご多幸を祈るものです。
そして転圧で踏み固めた孔の底に、
厚さ50mmのコンクリートを打設していきます。
これを捨てコンクリートと言います。
?捨てコンクリート?
役割は2つ!
水平面の基準を設ける。
実物大の設計図!
土のままでは、建物の通り芯や基礎等の位置を決める墨を出すことも適わず、
鉄筋を組んだり、型枠を建てたりの作業も出来ません。
その為、作業をしやすくする為に打つコンクリートが捨てコンです。
(この捨てコンは、構造上には耐力的に影響しません。)
今回はここまでですッ
次回の更新をお楽しみにー(*^?^*)
杭工事
前回は擁壁のコンクリート打設までお伝え致しましたッ!
早速続き、行ってみましょー( ´∀`)σ
擁壁の間知石を解体していきますッ!
?間知石(けんちいし)?
石垣用や土留め用の石材。
語源は明らかではないですが、「一間を知る」の意味だともいい
一間を六等分した一尺を石面一辺の単位に用いていたそうです。
土と石は分けられ、
ショベルでダンプカーに載せられ、場外へ排出されます
3
解体が終わると埋め戻しをし、杭工事へと入ります。
?杭工事?
杭は基礎の一種で、建物の重さを原因とした地盤沈下を防ぐ為に打ち込むものです。
土の中に入ってしまうと見えなくなりますが、最も大事な部分です
建物が重くなるほど、
土が軟らかいほど、杭が必要となる・・・・ワケですッ!
こちらが杭ッ!
基礎杭には既製杭と現場杭の2種類があり、
当物件は既製杭の鋼管杭ですッ!
打設開始1本目を試験杭とします。
こちら、杭材料の検収ですー
種類や長さ、杭径などを計測していきます☆
杭芯セット(杭先が杭芯の位置にきているか確認します。)
杭先端に螺旋状の掘削刃が付いており、杭打機で回転圧入により打設していきますッ
杭継ぎ手部分溶接
下杭の打設が終わると、中杭・上杭の打設を行いますが、
継ぎ手部分は溶接していきます。
3本の鋼管杭を溶接して1本の杭(18.0m)となりますッ(*^▽^*)
1日6本のペースで打設をし、
合計79本の杭を打設致しました
—おまけ—
あ、杭じゃないです。
元は畑だった敷地からひょっこり(*´∀`*)
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擁壁コンクリ打設
前回から少し写真、戻りましょー( ´∀`)σ
着工前の敷地状況ですッ!
ピンクのテープ(地縄)が、
実際の建物の形状となっております。
?地縄(ぢなわ)?
工事着工の最初の作業で、敷地に縄を張り、
設計図どおりに建物の位置を示す為に張り巡らす縄(ビニールひも)です。
うーーーん。
すごい高低差ッ 耳キーン
前回お伝え致しましたが、
低くなっている方に擁壁を作り、土を埋めて、高い方の敷地に合わせます。
捨てコンの打ってある位置に擁壁が出来ますッ
道路と敷地に、またはお隣との敷地に高低差があれば、そこに擁壁の存在アリッ!・・・です( ´∀`)σ
ちなみに、擁壁にも様々な種類の擁壁があります
気になる方→ コチラクリック
続きまして鉄筋が搬入されていまーす(*^▽^*)
擁壁の鉄筋を組んでいきますッ
型枠を建て込んでいき
コンクリートを打設しますッ
脱型をして擁壁の完成です
完成ッ!
・・・ですが、これで本当の完成ではないんですよー(´∀`)
それはまた、後々お分かりになるかと思います
それでは今回はここまでです
次回の更新をお楽しみにー