2020年8月アーカイブ
☆鉄筋コンクリート造とは
皆さま( ノ゚Д゚)こんにちは
では!太子堂の現場日記を更新いたします__
本日は工事の様子はお休みとし、
当物件の構造、鉄筋コンクリート造についてのお話をしようとおもいます(・∀・)
・鉄筋コンクリート(RC)造とは
鉄筋を組み、型枠を設置。その後コンクリートを流し込む工事を行うことで、
基礎と建物が一体化した造りになります。
「圧力に強いコンクリート」と「引っ張りに強い鉄筋」の両方の長所を掛け合わせた、
堅牢な造りになっております。
・RC造の法定耐用年数
鉄筋コンクリート造の法定耐用年数が、47年と最も長い年数に指定されています。
基本性能が優れているため、メンテナンスも少なくて済みます。
・RC造の特徴
「場所打ち鉄筋コンクリート造だから出来る優れた耐震性」
引っ張る力に強い「鉄筋」と、圧縮する力に強い「コンクリート」。
双方の得意とする性格を持ち合わせた強い構造体が鉄筋コンクリート造です。
ほかの構造体と違い、繋ぎ目のない一体化の構造体は、耐震性を発揮し、
安心・安全な移住空間を造ります。
・
・火災に強い
鉄筋コンクリートは、躯体の主構造部そのものが不燃材料です。
外部で火災が発生した場合、屋外は1000度近くまで上昇しますが、
不燃素材のコンクリート造なら近隣からのもらい火による延焼も防ぐことができ、
さらに火災保険料も木造・鉄骨造に比べて安くなります。
・遮音性に優れる
音は、単位面積あたりの比率(密度)が大きい材料ほど、遮音性が高い
という性質があります。
木や鉄骨と比較して抜群の性能を示す鉄筋コンクリート造は、
それだけで遮音性に優れているといえます。
以上!
鉄筋コンクリート造の店舗・事務所ビルを建設中です
次回は工事の様子をご紹介していきますので、おたのしみに(-^〇^-)
☆基礎配筋が始まりました
皆さま( ノ゚Д゚)こんにちは
今週末の土日で、神田神保町2丁目ビルの完成見学会を開催いたします!!
また3階には弊社のモデルルームもOPENとなりますので、ぜひご来場くださいませ
では!太子堂の現場日記を更新いたします__
最寄駅は「三軒茶屋」でございますよー、歩いて4分ほどで現場に到着です!!
前回のブログでは、捨てコンクリートの打設が行われた様子をご紹介。
基礎をつくる上での大事な作業です(・∀・)
まずは、捨てコン上に基礎エース(赤枠)を打ち付けて、基礎の高さを決めてから作業が始まります。
地面に対して平行に配置の鉄筋は主筋、主筋に対して巻き付くように(垂直)配置は帯筋で、
主筋の補強筋となります。
鉄筋の長さが足りない場合は、下図のように圧接して継ぎ足しを行います。
このつなぎ合わせた箇所を「継ぎ手」といいます。
継ぎ足した箇所は、鉄筋がぷっくりと膨らんでおります。
今回はガス圧接ななので、鉄筋端面を柔らかくし、圧力によって押し付け"ふくらみ"を形成して
接合する継ぎ手工法になります!!
以前のブログで登場していた杭!当現場は、場所打ち杭でしたねえ。
杭頭処理が終わって、鉄筋が顔を出しています。
この鉄筋と新たに鉄筋を絡め配筋作業を進めていきます
以上!
今回はここまでになりますー(^ω^)次回のブログもよろしくどうぞ。
☆捨てコンクリートとは?
みなさま、こんにちは!!
梅雨明けから暑い日がずっと続いていますね・・・
外に出ている方は熱中症に気をつけてくださいね!
適度な休憩、水分補給(´っ・ω・)っ
それでは、工事の様子をご紹介致します
今回ご紹介するのは、根伐り・山留工事が完了した後に行われる
「捨てコンクリート打設」です!!
現場前に生コン車とポンプ車が来ています!!
コンクリートは生コン車から現場へ流し込まれるのではなく、
生コン車からポンプ車へ、ポンプ車から現場に流し込まれます(`・ω・´)
ポンプ車から伸びたホースからコンクリートがドボドボと出てきます
「捨てコンクリート」とは?
略して[捨てコン]。
設計図通り鉄筋を水平に組んでいくために地面に直接敷くコンクリートの事です
このコンクリートは躯体で用いるような強度を持ったコンクリートではありませんが、
建物の基礎にかかわる必要不可欠な下処理のコンクリートです(*'∀')!!
強度の低いコンクリートなので、"捨て"コンと呼ばれているそうですよーー
流し込んだコンクリートをトンボを使い綺麗に均します
捨てコンクリートは建物の床になるものではありませんが、
建物を建てる為の基準線出し、地面を均すことで足場を作りやすくしたり
職人さんの作業がしやすいようにするなどの役割があります
捨てコン打設が完了し、コンクリートが硬化したら墨出しを行い、
基礎の配筋が行われていきます(∩´∀`)∩
以上、捨てコン打設のご紹介でした!
次回もよろしくお願いします
☆根伐り・山留工事
みなさま、こんにちは!
いよいよ夏本番ですね(´;ω;`)
ただでさえ暑いのにマスクで暑さ倍増・・・・
マスクの冷感スプレー買おうかな。笑
それでは、現場日記を更新したいと思います!!
前回のブログで埋めたH鋼!!
覚えていますでしょうか?
この大きい鋼材です。
このH鋼を全て埋めた後に「根伐り・山留工事」が行われます(´▽`*)
まず、《根伐り工事》とは。
基礎をつくる為に地面を掘り下げ、空間をつくる工事です
空間をつくる為に、余分な土を搬出します!
空間を作る際に掘削して土壁状態になっている部分が崩れてこないように、
前回ブログで埋めたH鋼とH鋼の間に矢板という木の板を入れ込み
土砂崩れを防ぎます(^^ゞ
こんな感じに四方に矢板が入れ込まれます!!
これが《山留工事》というものになります(∩´∀`)∩
上写真の山留壁に赤い太い鉄骨が設置されていますね・・・
この壁に沿って設置された鉄骨は「腹起し」と言い、
土圧で、山留が崩れたり、変形しないために設置されておりますよ
根伐り・山留工事がされた部分が防音シートで覆われていました
ちょうど「杭頭処理」も行われているところでした|ω・)
《杭頭処理》とは?
場所打ち杭工法は現地でコンクリートを打設するため、
打設時に周囲の土等がコンクリートに混ざる可能性があります。
コンクリートより比重の軽い不純物は杭上部に集まるため、その部分を想定し
余分にコンクリートを打設します
そして、余分に打設した杭の頂部(頭)を斫って不純物を除去していきます。
その工事の事を「杭頭処理」というのです(*'∀')
斫る際に大きい音が出てしまうので防音シートが設置されています!
これからどんどん工事が進んでいきます
次回もよろしくお願いします!!