☆北区尾久(昭和町)の店舗併用賃貸マンション|耐圧版コンクリート打設&コンクリート材料試験
みなさん、こんにちは!
今回は周辺情報からいきます!
先日、尾久駅前にあるスタミナラーメン【大将】さんでお昼ご飯を食べました!
写真は「大将ラーメン」です。
町中華屋さんで、定食のメニューも豊富なので、みなさんぜひランチやディナーにお立ち寄りください!
さて、本題に入ります。
「建築用語がわからない!」という方のために、最後に用語集を用意してありますので、ぜひ最後までご覧ください!
前回は地足場設置・基礎配筋工事の様子をご紹介しました。
(前回の現場日記はこちら「☆尾久(昭和町)の店舗併用賃貸マンション|地足場設置・基礎配筋工事」)
今回は、耐圧版コンクリート打設と打設の際に行なわれるコンクリート材料試験の様子をご紹介します!
耐圧版コンクリートとは、
基礎の役割をもつ床を「耐圧版」といい
これを行なうことによって建物の全荷重を底面全体に分散させることができます。
スラブ(床)と違い、基礎の役割を果たしているため、支えられる重量がまったく違うのです。
コンクリート打設の前には、必ずコンクリート材料試験を行なっております!
【塩化物量試験(カンタブ試験)】
コンクリートの中に塩化物が一定量以上含んでいると
コンクリートの中の鉄筋の腐食が促進され、錆が発生してしまうため
鉄筋が膨張して、コンクリートのひび割れや剥落が起こってしまいます。
さらに、
鉄筋自体の断面欠損などによって
耐久性を低下させる原因にも繋がるため、塩化物量試験を行ないます!
【スランプ試験】
生コンの固さを調べるスランプ試験の様子です。
数値が大きい程軟らかく施工性がいいのですが、コンクリート強度の低下を招くので、
適正な数値を指示し試験を行います。
【フレッシュコンクリート試験】
フレッシュコンクリート(現場に運び込まれたばかりの硬化していないコンクリート)に
微細な空気の泡が適度に入っているかを測定します。
【圧縮強度試験】
上の写真の赤枠の筒は、
「モールド」と呼ばれており、ここに詰めたコンクリートは硬化させ圧縮強度試験に使われます!
硬化したコンクリートが外力に対して、どのような強さを持つかを見ます。
硬化した後にどの程度の圧縮強度が得られるか試験します!
コンクリート打設の流れは、後日詳しくご紹介させていただきます!
今回はこのへんで。
次回の更新をお楽しみに!
☆スランプ試験・・・生コンをスランプコーンと呼ばれる筒に入れて、筒を抜いた時にコンクリートがどのくらい下がったかを見て生コンの固さを調べる試験。
完成予想パース
2025年夏完成予定
地上12階
1LDK(20)・1LDK+WS(11)・1LDK+S(30)
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