2012年10月アーカイブ
耐圧版打設
皆様こんにちはッ
前回は根伐り工事をお伝え致しました。
さっそく続き、いってみましょうー
外観です。
まだ基礎なので、外からは工事の進捗状況は分からないですね
捨てコンクリートを打設し、墨出しがされましたッ
墨を出した後、梁や柱・人通孔が一目で見分けがつくように
スプレーラッカーで塗り分けます。
捨てコンの墨出しが終わると、
鉄筋組みや型枠建てに必要な基礎足場を組んでいきます。
『足場はいかに早く美しく、足場を使う業者さんが使いやすく安全であるか』
この足場が完成して初めて、柱などの鉄筋を組む事が可能となります。
なので、鉄筋足場!と呼ばれることもあります
基礎配筋
いよいよ基礎配筋ですッ!
一定の間隔でキソエースというT字型の支え(梁受金物)を、
捨てコンに釘で打ち付けていきます。
キソエースの上に並べた梁主筋に、スターラップ筋(梁の周囲に巻き付ける鉄筋のこと)
をトンネルを作るようにぶらさげていきます。
そしてそのスターラップ筋の底に載せるようにして下の梁主筋を結束していきます!
ちょっと分かりずらい。・・・ですかね??(笑)
とにもかくにも基礎配筋は進みます( ´∀`)σ
こちらは配筋検査が行われています。
規定通りに鉄筋が組まれているか、
しっかりとチェック致しますッ
基礎配筋検査が無事完了すると、 次は耐圧版の打設ですッ!
?耐圧版?
建物の全荷重を底面全体に分散させるのが耐圧版ですッ!
建物から土へは、建物の重さがかかります。
逆に土から建物へは、重さに反発する力(反力)、建物を支えようとする力がかかります。
重さと支える力がつり合って、建物は地面にめり込まずに静止します。
土の「圧」力に「耐」える「版」(スラブ)だから耐圧版!です!
打設完了ですー
それでは今回はここまでです(*^▽^*)
次回の更新をお楽しみにー
基礎工事が始まりました
地鎮祭が終わり、工事が始まりましたッ!
現場はコチラ↓
住所は、町田市小川1611-2です
東急田園都市線「すずかけ台」駅から徒歩約12分です。
こちらに3階建て、2LDK×6戸を建設していきます。
まず、建物を作るために基礎や地下となる部分の土を掘削していきますッ
これを根伐り(ねぎり)工事といいます。
側面のベニヤ板は山留めです。
掘削と同時進行で行われ、
これは、掘削の側面を保護して周囲地盤の崩壊や土砂の流出を防止するためのものですッ!
掘削の深さが比較的浅く、地盤も強い土地だと
このような簡易山留めで充分となります
バックホーという重機を使い掘削、掘った土はダンプへ排出?!
構造物を支え得る地層=支持層(根伐り底)
まで掘り進めます
支持層は同じ敷地でも建物の重さが違えば、支持層も異なります。
↑支持層を確認しましたッ!
GL–1950となっています。
GL=グランドラインの略で地盤面を指します。
つまり・・・地盤面から–1950mmということです
この根伐り底の上に砕石(大きい砂利のようなもの)を敷き、
その上に厚さ50mmのコンクリートを打設します。(写真は打設前)
さて、今回はここまでです。
次回の更新をお楽しみにッ