2015年1月アーカイブ
☆杭頭処理
皆さま、こんにちは
今日は寒いですね
明日は関東でも雪が降る予報です。
お時間に余裕を持ってお出かけ下さい。
さて、現場の様子をお伝え致します
前回は、根伐り工事(第二次掘削)をして
床付けした所までお伝え致しました^^
写真、下の方も行っていきますよーーー
掘った底をしっかりと固めて、平に均します
平になったところで、
この根伐り底の上に砕石(大きい砂利のようなもの)を敷きます。
この上からさらに転圧をかけ、床付けの完了です
転圧で踏み固めた底に、
厚さ50mmのコンクリートを打設していきます
これを捨てコンクリートと言います。
?捨てコンクリート?役割は2つ
■水平面の基準を設ける。
■実物大の設計図!
土のままでは、建物の通り芯や基礎等の位置を決める墨を出すことも適わず、
鉄筋を組んだり、型枠を建てたりの作業も出来ません。
その為、作業をしやすくする為に打つコンクリートが捨てコンです。
続きましてこちら、
杭頭の補強筋を溶接しています
鋼管杭外周に補強鉄筋を溶接し、杭頭部と基礎とを一体化させます。
右にあるのは、パイプキャップと言って
分かりやすく言いますと杭の蓋です。
杭頭処理完了後に、基礎コンクリート打設の際に
杭中にコンクリートが入るのを防止するため取り付けます
それでは今回はここまでです
次回の更新をお楽しみにー
☆根伐り工事(第二次掘削)
皆さま、こんにちは
さっそく現場の様子をお伝え致します
こちら以前ご紹介した、着工前の敷地状況
坂で高低差があります
北側県道からみると、南へ下っております
まずは、作業がしやすい高さまで掘り進め、平にします
続いて、杭工事です
?杭工事?
杭は基礎の一種で、建物の重さを原因とした地盤沈下を防ぐ為に打ち込むものです。
土の中に入ってしまうと見えなくなりますが、最も大事な部分です
建物が重くなるほど、
土が軟らかいほど、杭が必要となる・・・・ワケですッ!
基礎杭には既製杭と現場杭の2種類があり、
当物件は既製杭の鋼管杭ですッ!
杭先端に螺旋状の掘削刃が付いており、杭打機で回転圧入により打設していきますッ
支持層となる、強固な地盤まで挿入
杭工事が終わると・・・
根伐り工事(第二次掘削)です
そのH鋼とH鋼の間に矢板を挟んで、
掘削の側面を保護し、周囲地盤の土砂崩れを防ぎます
建築基準法でいう地盤面。
これは単純で、水平な場合は地面の高さを言います。
しかし、傾斜が付いている敷地の場合は、建物の接する周囲の高さの平均を言います。
これを、平均地盤面と言います
建築基準法では、天井の高さの3分の1以上が平均地盤面の下にある部屋などを
地下として扱います。
掘削した土はダンプで場外へ搬出されます
どーーんどん掘っていきます
設計図で決められた所定の深さ(支持層)まで掘削が終わると、
底をしっかりと固めて、平坦にします。
これを、床付けといいます
打ち込んだ鋼管杭も出てきましたね!
杭は11.0m・55本打ち込みましたぁ
それでは今回はここまでです
次回の更新をお楽しみにーーー