2015年5月アーカイブ
☆基礎は工事の要です☆
みなさま、こんにちはようやく気持ちのよいスカッとしたお天気になりましたね
やはり、お天気が良くないと気持ちもスッキリしませんよね
先日、現場の様子をこっそり見に行ったのですが、その様子は
また次回ご紹介するとして、今回は建物の一番重要な部分「基礎」工事のよすを
ご紹介致します
じゃん!!現場に鉄板
「えっ!?」っと思ってしまいますよねこれから「杭工事」が始まるのですが、
重機が敷地内に入ると、その重みで埋もれてしまう可能性があるので、
鉄板を敷いてその上に重機を乗せて作業が始まるんですょ
これが「杭工事」のときに使うものです。
まず、「杭工事」と言うのは、建物はとても重たいため、地盤が軟弱だとその重みで
沈んでしまったり、傾いてしまう可能性があるので、地中の中にある「支持地盤」という
硬い地盤に杭を打ち、直接地盤で建物を支えるために行う工事です
現地の地盤によっては、すぐに硬い地盤のところのありますが、事前に調査をして
長さや太さなどが割り出されます
杭の本工事の前に、杭の打ち込み作業や支持力を検討するためにまず、
試験杭を打ちます。
その後、杭の本工事になりますょグリグリグリグリ・・・・・・
またまだ、現場にトラック&資材がこれは「H鋼」と言って、
杭工事の後に建物がすっぽり入るくらい地中を掘るのですが、その際に土の圧力で
掘った部分が崩壊しないように、壁を作りながら作業をするのですが、その際に
使う鉄骨です
穴を掘ったところにH鋼を埋めていきますよーー
隣りの電信柱と大して長さが変わらない程、長い鉄骨ですね
根伐り工事(ねぎりこうじ)が始まりましたこの工事で敷地を掘っていくのです
ほりほり・・・・。ホリホリ・・・・。
職人さんの背の高さよりも深く掘られましたね。
木の壁のようなものが出来ていますね。これが山留め工事で作った壁です。
掘る作業と同時進行でH鋼の間に矢板という板をはめていきます
根伐りをした部分に砕石を式、ランマーというよく道路工事でアスファルトを叩いている
あれでダダダダダーーーーと圧力をかけて均します
杭を打った部分は強度を持たせるために一段低く掘り、この後鉄筋を杭を囲むように
組みます
コンクリート打設をしました!!これは、躯体のコンクリートのような厚さは
必要のない「捨てコン」という作業で、基礎の足場や鉄筋を組むため、土のままでは
作業が出来ないのでだいたい5センチから10センチの厚さ打設をします
打設をした杭ですが、長ければよいというものではなく、
キチンと構造計算に基づいた長さで正規の力を発揮するので、不要な部分は
切断をします
これを「杭頭処理」というそうですよ
だいぶ現場の様子が変わってきましたね!この続きはまた次回ご紹介致しますので、
お楽しみにーーーニコっ。
☆地鎮祭☆
みなさま、こんにちは
季節はずれの台風が近づいてきていますねー。
これも温暖化の影響なのでしょうか・・・?
無事に過ぎさって欲しいですね。。。
さて、現場で工事着工前に行った大切な儀式の様子をご紹介致します。
現場に紅白幕のテント・・・・・。
これは、「地鎮祭」を行うためのテントなのですょ
地鎮祭というのは、その土地の氏神様に
1.土地の利用の許しを得る
2.工事の安全を祈願する
等の意味を持って行う儀式です。
式には色々な作法がありますが、氏神様が違うところに行かないように、
ちゃんと、住所を伝えて降りてきてもらうんです
テントに入る前に「身を清める」為に、
神社で手を洗う時と同じ事をします!折角なので、ここで「身を清める」手順
実はちゃんとこの作法を教えてもらった事ってありませんよね?
何となく誰かから聞いたり、隣の人の事を見て真似をしたり・・・・
大人になるとある程度の作法は知っていると良いですよね
紙で手を拭くんですが、なんだかお相撲さんを思い出します
始まりましたよーーー!!緊張しますね。
この地鎮祭ではその土地で「初めての作業」ということでこの事業に携わる、
オーナー様、施工業者、設計者が一緒にある作法をします。
鎌で刈る
鋤で耕す
鍬で掘る
中々普段目にする機会はないですよねーーー。
でも、日本ならではでこれからも大切にしたい儀式ですね
この後、玉串に自分の心を載せ、神様に奉げます。
最後はお神酒で乾杯
日本の神様も色々なところで沢山の式があるから毎日酔っ払ってフラフラですかね
このように無事に儀式を終えると、いよいよ工事スタートです
次回からは工事の様子をご紹介致しますので、お楽しみに