☆防火設備は、通則的認定品から個別認定品に変更になりました
みなさま、こんにちは
今回の現場日記はちょっと難しいことを・・・
ご紹介していこうと思います(´・ω・`)
ではでは、お勉強のお時間です
以前【サッシの取り付け】について、日記でご紹介致しました。
【⇒サッシの取り付けにはたくさん作業があります】をご覧ください。
そのサッシについてさらに詳しく、
2019年4月に変更になった部分を含めて、ご紹介していきます。
国の定める運用が、
【2019年4月よりビル用の防火設備は、通則的認定品から個別認定品に変更になりました。】
え?
ちょっと何言ってるかわからない・・・
えぇ。私もそう思いましたよ(´・ω・`)
太字の所の意味をまずはご紹介
*防火設備
使用の目的と場所によって「特定防火設備」と「防火設備(防火戸)」があります。
「特定防火設備」:火災の拡大を防止するものであり、防火区画や防火壁の開口部、外壁の開口部、避難階段の出入り口部分などに用意られている。
「防火戸」:主として、開口部の延焼防止の目的として、防火区画の一部や外壁の開口部などに用意られている。
◎防火設備の設置を必要な「延焼の恐れのある部分」
1階:隣地境界線または、道路中心線から3メートル以下
2階以上:隣地境界線または、道路中心から5m以下
*通則的認定品
国土交通大臣に「(一社)カーテンウォール・防火開口部協会」が取得し、
各企業は仕様・品質の管理・指導・認証を受けて販売。
*個別認定品
個別の製品ごとに、
各企業が防火試験にて認定を受けて販売。
つまり・・・
今までは「力・防協」が認定などをまとめて行っていましたが、
これからは、
各サッシメーカーが、個別に国土交通大臣認定を取得をしなければならないのです。
なんとなくわかりました?
ってゆーーーー変更があったので、
中落合のサッシ工事ではこのような工事が行われました。
まずは材料をご紹介します(/・ω・)/
「フラットバッカーHP」
「セッティングブロック」
「シーリング材」
もちろん「サッシ」も。
これらを組み立てると・・・
サッシにはしっかりと、
『国土交通大臣認定』のシールが張られております
組み立てたサッシを躯体に取り付けるときには、
上下の躯体との間に「AESウール」というモノで塞ぎます。
コンクリートの躯体と黒いサッシに挟まっている白いモノが、
「AESウール」です。
なんでも落ちるスポンジの激落ちくんみたいですよね。笑
そして、シーリング材を使ってガラスとの隙間を埋めていきます。
最後に回りのサッシを取り付けます。
私にはちょっと難しくて、挫折しておりますが・・・
建物はきっちりと、
色んな決められごとを守りながら、
造られているのだと改めて感じました(/・ω・)/