2014年3月アーカイブ
躯体工事 -続-
皆さまこんにちは
今日は良いお天気ですねー
日が当たる場所はポカポカしています
春はすぐそこまで!!!って感じですかね 春服を買わねば
ではでは、現場日記を更新致します。
前回は、耐圧版の打設&型枠建て込みまでをお伝えしました
今回はその続き
コンクリートパネルの上に、スタットボードを敷きこんでいきます。
【前回:コンクリートパネル】
↓
↓
↓
【今回:スタットボード】
スタットボードってなんだっけ???
敷き込みが完了しましたら、今度はスラブ配筋を行っていきます
スラブ=床 です!
スラブ配筋は、縦横の網目(グリッド)を2段に組んでいきます。↓
↑画像、等間隔になにか置いてありますな・・・
一応拡大してみます。
が、あんまり変わらなくてすみません
これは、スペーサーといいます。
..スペーサー..
鉄筋のかぶり厚さ(コンクリート表面から鉄筋表面までの距離)を確保する為の道具です
生コンを打設する際、重さで鉄筋が動いてかぶり厚さが小さくなるのを防ぐ為、一定間隔に置きます。
コンクリートが中性化したり、ひび割れなどから水分が入り込むと錆びてしまいます
設計通りの強度を得られないため、十分なかぶり厚さを確保することが大切になってきます!
こちらは、鉄筋同士を結束しています
職人さんが手に持っているものは、もちろん結束機なのですが・・・。↓
リバータイアという結束機を使っていました
電動の結束機なのです!
「ハッカー」という工具で手作業での結束よりも、断然!
電動の結束機、リバータイアで行うと、、、
作業が速いのはもちろんのこと、体への負担も減るそうです
電気配線が通されました
画像、オレンジ色のチューブがまさにそうです。
これは、CD管といいます。
耐燃性のない合成樹脂管です。管の色をオレンジ色に着色してPF管と区別しています
配筋が終わったら、コンクリートの打設。
画像は打設が完了し、土間屋さんが綺麗に均した後です
コンクリートが固まったら、墨出し屋さんが一番最初に足を踏み入れ、「墨出し」を行います
スラブが材料だらけで、足の踏み場がなくなってしまう前に
以上!今回はここまでになります
次回もお楽しみにぃー
1階躯体工事
皆さまこんにちは
2日続いての雨模様でございます
日曜日なので、お休みの方も多いと思います。
こんな日はお家でダラダラーっと過ごすのが一番ですね
ではでは!現場状況を工事の様子はというと・・・。
前回、基礎配筋と型枠の建て込みの様子をお伝えしました
その後、「耐圧版」の打設が行われましたょー。
建物から土へ、当然!建物の重さがかかります。
逆に土から建物へは、重さに反発する力・建物を支えようとする力がかかります
重さと支える力それぞれがつり合って、
建物が地面にめりこまずにするために耐圧版を打設するのです
打設が完了!
土間屋さんがきれいに均しました
打設後のコンクリート上に、「墨出し」
墨出しは、現場での物差しになります。とっても重要
出した墨を元に、外部の型枠を建て込んでいきまーす
この黄色い板が、外部の型枠です「コンクリートパネル」といいます。
型枠の建て込みと同時に、壁の配筋も組んでいきます
鉄筋径が16mmより細い鉄筋は、
鉄筋を重ねて結束する重ね継ぎ手で鉄筋同士をつないでいきます。
開口部の型枠も建て込み中です
そのすぐ上!鉄筋がナナメに
ナナメの意味は、補強の鉄筋です
↑の画像のような窓の開口やドア、スリーブがある際は、
このように縦横45度に鉄筋を入れ、4辺には平行に縦横に鉄筋を入れて補強をします
コンクリートパネルは外部の型枠でしたが、内部は???
そこで登場するのが、「スタットボード」です
画像、白いもので囲んでいるのが、スタットボードですよ。↓内側に建て込みます。
スタットボードは、内部の型枠として使用するのはもちろんのこと!
「断熱材」でもあるのです
そのため、内部の型枠(コンパネ)が必要ないので、環境に優しい&短工期で工事の効率UP
天井にもコンクリートパネル、そしてスタットボードの建て込みをしていきます
↓画像は、コンクリートパネルの段階。1階の天井・2階の床になりますよー
1階の部分に、なにやら柱のようなものが・・・。↓
これは「サポート」といって、コンクリートを打設した時に型枠が破壊しないように
支えるためのものです。1本でおよそ1トンの重さに耐えられる力持ちなのですょっ
以上!
今回はここまでになります
次回もお楽しみにー