2012年10月アーカイブ
☆墨だし☆
みなさま、こんにちは
朝晩がだいぶ冷えるようになっていますね
日中との気温差があるので、体調管理は十分注意して下さいね
さて、さっそく現場の様子をご紹介致します
前回は基礎の型枠が組まれコンクリート打設を待っている状態でしたがーーー!
今は、このような状態です
基礎コンクリートを打設した状態です
所々四角い穴が開いているところは「ダメ穴」と言って、資材の運搬のために設けられています。
利用が終わるとコンクリートでふたをして、元々の躯体との境を覆うように防水処理をおこないます
さてさて、写真左端で2人の職人さんが何かしていますね・・・!?
近づいてみると・・・・
何をしているのでしょう。
何かをつまんでいるようです・・・・・。
小さじ1っぱい・・・・???ってお料理ではないので、正解はーーーーーーー。
墨壷から出ている糸です。
昔は木で出来た墨壷が主流だったようですが、今では持ち運びも簡単な
こんなかんじのものもあるようです。
ただ、今も昔も変わらないのは、墨出しをすると
がものすごく汚れるそうです
そんな感じで手を汚しながら出したものがこちら
ビシッとまっすぐな線
この線が後々配筋を組む時に重要な役割を果たすのです
そして、この墨出しをするのに重要なのがーーーー!
こちら
レベルを計る「トランシット」
測量をする機械で水平角や高度角を出す事ができる、優れものです
このように色々なものを使って工事は着々と進んでいきます。
この続きは次回
お楽しみに
☆基礎工事開始☆
みなさま、こんにちは台風の増える時期になりました
そして、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」です過ごしやすい時期になって来ましたので、
色々な事に挑戦してみて下さいね
さて、さっそく現場の様子をご紹介致します
根伐りをした所に「捨てコン」を打設して、足場を組んでいる真っ最中ですね
◇捨てコンとは◇
掘削したままの土の状態では、墨だしをする事も出来ないので、鉄筋を組んだり、型枠を建てたり
出来ないので、作業をし易く、実物大の図面を描くのに捨てコンを打設するのです。
実物台と言っても、職人さんがすぐに分かるようになっているので、私のような現場に慣れていない
人だと、「なんのこっちゃ」になると思います(汗)
そして同じ写真でもう一度。
赤く囲ってある中に、剣山のように出ているのは以前ご紹介した「杭」です。
この杭は一定の長さがあって計算した強度が出るので、不要な部分は
この後「杭頭処理」と言ってサンダーなど色々な道具を駆使して切断していきます
これを「はつり」というそうです。
そして、その杭の周りが一段低くなっていますが、これは「杭」の周りには柱が立つので、
柱が伝える重さを支えられるように、一段低くなり、そこへ更に鉄筋を組んで強度を保ちます
こちらでは、「墨だし」真っ最中でした直線は糸をまっすぐにして弾く。
このやり方は昔からのものですよね
耐圧コンクリート打設中です
◇耐圧コンクリートとは!?◇
建物の荷重は壁や柱を伝って底面まで行くのですが、一点に集中して重さがかからないように、
底面全体に分散させるためのコンクリートです。
こちらが基礎配筋の様子です。
地上にはでないこの部分は地下ピットになり、人が通る事もあるので、
所々穴が開いています。この穴の部分は他の壁面より強度がどうしても弱くなってしまうので、
その周りに補強筋を入れて、弱くならないようにします
基礎配筋を挟むようにして壁の型枠が建てこまれていますね
この型枠材もただ建てただけではコンクリートを打設したときに、勢いで
崩壊してしまうので、鉄のパイプを横に渡して固定をします。
このように現場の様子はドンドン変わっていきますね
今回はここまで!是非次回もお楽しみに