2012年2月アーカイブ
捨てコンクリート打設
皆様、こんにちはッ!
昨日暖かくなったと思ったら、今日はまた極寒ですね
体調管理にお気をつけ下さい☆
さて、現場は基礎工事が続きます( ´∀`)σ
前回お伝え致しました根伐り工事
掘削と同時に、事前に埋め込んだH鋼が出てきます。
そのH鋼とH鋼の間に矢板を挟んで、
掘削の側面を保護し、周囲地盤の土砂崩れを防ぎます。
これは山留め杭の一つで、H鋼横矢板工法といいますッ!
設計図で決められた所定の深さ(支持層)まで掘削が終わると、
底をしっかりと固めて、平坦にします。
これを、床付けといいます
さらに砂石や砕石を敷き、
プレートという機械で転圧をしていきますッ!
—鎮物—
続きましてコチラッ!
これは鎮物(しずめもの)といい、
地鎮祭を終えた後、神主さんより施主様が頂くもので、
施主様から私達が大切にお預かりし、建物の中央近くの基礎の下に埋めます。
埋める理由は・・・
「神聖なる土地の上に、建物を建てることを御許し下さい」 と、言う意味です。
気になったので中身を調べてみましたが、
御祓いした米と塩、、稲わら、神様の御霊を込めた社
人像・楯・鉾・刀・長刀・鏡・水玉
などなど、神社によって違うみたいです(*^▽^*)
—捨てコンクリート—
転圧機で固めた孔の底に、
厚さ5から10cmのコンクリート(捨てコンクリート)を打ちます。
?捨てコン?
新しい水平面の基準を設ける
実物大の設計図
土のままでは、建物の通り芯や基礎等の位置を決める墨を出すことも適わず、
鉄筋を組んだり、型枠を建てたりの作業も出来ません。
その為、作業をしやすくする為に打つコンクリートが捨てコンです。
(この捨てコンは、構造上には耐力的に影響しません。)
捨てコンクリート打設完了後は、墨出し作業が施されます!
こちらちょっと遠いのですが、
鋼管杭の杭頭部分を補強溶接しております。
鋼管杭の杭頭部外周に、補強鉄筋を溶接し基礎コンクリートと融合させます。
この鉄筋は柱の鉄筋と一体化して、
最上階まで続く柱の強度を補鎮しますッ!
さて今回はここまでですー
次回の更新をお楽しみに(*^▽^*)
基礎工事が始まりました
地鎮祭が終わり、いよいよ工事のスタートですッ
最寄り駅は小田急線の「経堂」駅です(*^▽^*)
2010年2月竣工 HARVEST経堂という賃貸マンションも
同じく経堂1丁目にあります
—杭工事—
?杭工事?
杭は基礎の一種で、建物の重さを原因とした地盤沈下を防ぐ為に打ち込むものです。
土の中に入ってしまうと見えなくなりますが、最も大事な部分です
建物が重くなるほど、
土が軟らかいほど、杭が必要となる・・・・ワケですッ!
写真の大きな重機は杭打機です。
基礎杭には既製杭と現場杭の2種類があり、
当物件は既製杭の鋼管杭ですッ!
こちら、1本目の杭=試験杭です
杭先端に螺旋状の掘削刃が付いており、杭打機で回転圧入により打設していきますッ
支持層となる、強固な地盤まで挿入。
打ち終わると杭の周囲を掘り下げ、
設計図の通りの高さで切断をします。
杭工事が終わると、
お次は根伐り工事です( ´∀`)σ
—根伐り工事—
?根伐り(ねぎり)工事?
根伐り工事は、建物を作るために基礎や地下となる部分の
土を掘り出す工事です。
基礎内に草木の根があると、後々建物に影響してしまう為
「根を伐る」と、いう所から由来しているそうです
バックホーという重機で土を掘削していきますッ
掘削した土はダンプで場外へ搬出されます。
根伐り工事が終わると、
捨てコンクリートの打設となります(*^▽^*)
続きは次回ッ