基礎工事の最近のブログ記事
☆完成したら見えない部分を覗き見!基礎工事
みなさま、こんにちは(^∇^*)/
弊社にも4月2日より、新しい仲間が増えましたよぉー
入社式の様子やどんな方が仲間入りしたのかは、
社員ブログにて紹介しております
ぜひぜひご覧くださいませ(*´∇`*)
さて、それではこれまで行われた工事をご紹介していきたいと思います!!
まずは、建物を支える基礎の工事からです(・_・ )ゞ
こちらが今回建設を行う敷地になります。
基礎工事を円滑に行うため、鉄板が敷かれております
こちらは重機によってH鋼というものが埋められた状態になります
このように基礎を作るための前段階で地面を掘り下げ、空間を作る作業を
「根伐り工事」といいます
H鋼、横にするとこんな感じです。
名前の通り、上から見ると「H」の形をしていますね。
このH鋼とH鋼の間に「矢板」とよばれる木の板を入れ込み、
土壁状態となってしまう部分が土砂崩れを起こさないよう保護します。
この作業を「山留工事」と言います
矢板を重ね入れていくと、このような状態に。
山留が完了した部分からは砕石を敷いていきます。
全面に砕石が敷き詰められた後は「捨コン打設」というものが行われます
(打設=コンクリートを流し入れること)
「捨てコンクリート」略して「捨コン」は、
この先、設計図通り鉄筋を水平に組んでいくために
地面に直接敷くコンクリートになります。
このコンクリートは躯体で用いるような強度持ったコンクリートではありません。
強度のないコンクリートの為、捨コンと呼ばれているのですが、
建物の基礎にかかわる必要不可欠な下処理のコンクリートになります
このように捨コン打設が完了すると、打設面に印が描かれます。
これは「墨だし」というもので出された墨に分かりやすく色付けした状態になります。
「墨出し」とは原寸の設計図を現場描く作業になります
この「墨」に従い、基礎の鉄筋を組んでいきます。
鉄筋を設計図通り、組んでいく作業を「配筋」といいます
鉄筋の高さを合わせる為、「基礎エース」というものを捨コンに打ち付けます。
基礎エースで配筋の高さを合わせてから配筋を行います。
配筋が完了すると「配筋検査」が行われます。
ここでは設計監理者により鉄筋の
配置、寸法、数量、種類などが記された配筋図を手に各所チェックを行います。
基礎のスラブ(=床)配筋が完了したところで「耐圧コン打設」になります。
「耐圧盤コンクリート」、略して耐圧コンは
建物の全荷重を底面全体に分散させる為のもので、
この前に平面を作るために打設した捨コンとはコンクリートの成分も違うほか、
捨コンよりも厚く打設します
また、打設前には「スランプ検査」と呼ばれる、コンクリートの検査も行われます
スランプコーンと呼ばれる入れ物に、搬入した生コンを詰め、
柔らかさ・空気量・温度を計測します。
検査に合格次第、コンクリート打設となっています。
耐圧コン硬化すると、配筋を囲うように「型枠(コンパネ)」が設置されます。
この先、コンクリートは型枠と型枠の間に打設されていきます
コンパネが立込まれると、住居部分となる1階スラブには断熱材が敷かれます。
その後、断熱材の上から配筋。
配筋完了後はこれまでと同様に配筋検査。
そしていよいよ、基礎コンクリート打設でゴザイマス( ̄^ ̄)ゞ
耐圧コン打設と同様、こちらでもスランプ検査に合格次第の打設になります。
打設完了( ̄^ ̄)ゞ
これにて基礎工事が完了致しましたので、
次回日記より、躯体工事の様子をご紹介いたします!
今回の現場日記は以上です(・_・ )ゞ
完成予想パース
2018年7月完成予定
地上4階建
1K 33世帯