2011年7月アーカイブ
基礎配筋が始まりました
地盤は関東ローム層です
いよいよ工事がスタートしました。
更地の現場で最初に行う工事は、穴掘りです。
建物を支える基礎を作るために、穴を掘ります。
穴を掘る工事を「根伐り工事」(ねぎりこうじ)と言います。
では、早速『根伐り工事」の様子をお伝え致します。
バックホーと言われる重機が現場に入りました。
よく「ユンボ、ユンボ!」と現場では呼びますが、「ユンボ」は
あるメーカーの商品名になります。
バックホーが「普通自動車」なら、ユンボは「オデッセイ」とか「カローラ」
という位置づけに当たります。 余談でした。。。
掘削したい深さまで到達しました。
この面を「床付け面」(とこづけめん)と言います。
土の色が黒から赤黄色っぽくなったのがわかります。
この土が「関東ローム層」と言われるものです。
現場では土の色からとって「あかつち」と呼びます。
設計監理者の検査です。
「掘削深さ」と「床付けの土質」が適正かを検査します。
予定通りの結果になっていると言う事で「OK」。次工程への許可がおりました。
床付面の上に砕石(さいせき)を敷きこみ、転圧をします。
建物の圧が、支持地盤に適正に伝わるように、このような工事を行います。
転圧は振動があり、かなりの重労働になります。見えなくなる部分ですが
とても大事な作業になります。
そして捨てコンクリートの打設です。
基礎の下は、こんな作業があるのか!!って感じですね。
この捨てコンクリートは、この後の作業性をすこぶる良くします。
黒板入りで丁寧に説明させていただきました。
捨てコン(今後、略します)打設が終わると、墨出工(すみだしこう)と言われる職人さんが
測量機器を使って、コンクリート面に原寸大の基礎の位置を落としていきます。
今回はココまでです。
次回は基礎配筋の様子をお伝えする予定です。
乞うご期待!
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