2024年4月アーカイブ
☆横浜市神奈川区の店舗併用賃貸マンション|基礎工事・基礎配筋&耐圧コン打設
みなさま、こんにちは!!
今月もそろそろ後半戦に入ってきていますね。
年々月日が経つのが早く感じるような気がします。と言いつつも
休日はあっという間に終わる不思議・・・・。
それでは工事の様子をご紹介いたします=3
前回の現場日記では捨てコンクリートを打設したところまでご紹介しました。
その続きです!!現場では建物で一番肝心な「基礎」部分の工事を行っており
捨てコンの上に「基礎配筋」がスタートしております。
職人さんが組んでいる鉄筋の間に太めの鉄筋がたっていますね。
これは「基礎エース」と言います。鉄筋を組んでいく時に高さを一定に
保つ必要があるのですが、宙に浮いたままには出来ないので、この「基礎エース」の上に
乗るように鉄筋を組んでいくのです。
この基礎エースは捨てコンに打ち付けられているのでまずは
梁主筋を組んでいきます。写真で分かりやすく言うと、手前の鉄筋の
横向きに走っている鉄筋です。そしてその梁主筋に巻き付けるように
「あばら筋」を組んでいきます。これをどんどん進めていくと組まれた鉄筋で
間仕切った様に見えます。
基礎配筋に筒状の物が刺さっていますね。これは「ボイド管」と言って
躯体を貫通する穴(スリーブ)をあけるときに使用します。筒状で
入口に蓋が付いているのでこの中にコンクリートは入らないので
トンネルができるというイメージです。
この基礎の部分は建物が完成すると見えなくなってしまいます。見えないなら
不要じゃない?と思うかもしれませんが、この部分にはライフラインが通るため
不可欠で重要なところになります。そのためもし不具合やメンテンナンスが
必要になった時にはこの地下部分を人が通る必要があるので、通り抜けができるように
鉄筋に人が通る事が出来るように「人通口」と言う通り道を作っておきます。
上の写真ではちょっと見づらいのでわかりやすく
拡大!!斜めに鉄筋が走っているのがわかりますか?これが人通口です。
壁の一部に穴(開口部分)を作るときには「補強筋」と言って
周りに名前の通り補強をする為の鉄筋を通す必要があるのですよ♪
基礎配筋が完了すると「とある」コンクリートを打設するのですが、
これは建物の壁や柱を伝ってくる建物の荷重を地中の底面に分散させることで
傾いたりすることを防ぐためのコンクリートで「耐圧コンクリート」と言います。
少しずつ現場の様子が変化していきますのでまたその様子はご紹介いたします。
次回もお楽しみに(^^♪
☆横浜市神奈川区の店舗併用賃貸マンション|根伐り・山留工事
みなさま、こんにちは。
折角桜が咲いているのに雨や曇りが続いていますね。
この時期の雨を「桜雨」と言うそうです。
さて、前回は四方祓いの様子をご紹介致しました!今日からは
いよいよ工事の様子をご紹介致しますょ。
現場に重機が搬入されました。土の地面のままですと、傾斜があったり凸凹していたり
重機の重みで沈んだり傾いたりと安全に工事を行うことが出来ないので、
事前に鉄板を敷いておきます。この鉄板を「敷き鉄板」と言います。
地面に棒のような物を刺していますが、これはH鋼と言う鉄骨を埋める穴を
掘るのにスクリューのついた棒で地中を掘っているのです。
ではなぜ、H鋼と言う鉄骨を地中に埋めるかと言うと、建物を建てるためには
基礎を作る準備で地中を掘る作業で「根伐工事」(ねぎりこうじ)を行うのですが、
この地中を掘る際に土の壁が圧力で崩壊をしてしまうのです。
ではどうするの?となりますが、
その壁の崩壊をしない為に新たな壁を作る「山留工事」を行うので、
壁になる板(矢板)を立てる用にH鋼を埋め込むのですょ。
地中をどの程度掘るのかなどはしっかりと計算されて都度測量をして
掘りすぎていないかなど確認しながら行われます。
根伐工事が完了すると、砕石を敷いてランマーと言う道路工事で使う
機械を使ってきれいに均しておきます。しかし、土、砕石のままですと
次の作業を行うときに正確に位置を決めづらかったりスムーズに進まないので
「捨てコン」と言うコンクリートを打設するのです。捨てコンは
構造体には関係はないので厚みはそこまで必要はないですよ。
現場の雰囲気がだいぶ変わってきました。この続きはまた次回ご紹介しますので
お楽しみにーーー。
完成予想パース
2024年9月完成予定
1K(2)・1DK(2)・1LDK(2)・店舗(4)