2020年1月アーカイブ
☆地下1階躯体工事「配筋とPコン」
みなさま、こんにちは
本日から、
近くの現場【四谷サンコーマンション】で完成見学会を開催しています!
RC造の建物が気になっている方は、
是非見学会へ行って中を見てみてください( *´艸`)
今回ご紹介するのは『地下1階壁配筋』です。
コンパネを設置し、配筋を行っています。
配筋は二重で配筋する『ダブル配筋』です。
コンパネにくっついている白い丸物体。
これは「Pコン(=プラスチックコーン」と呼ばれるモノです。
写真を拡大します
緑の矢印が付いている2つが『Pコン』
そのPコンを突き刺している鉄筋、水色の矢印のが『セパレーター』です。
さらに、型枠の裏側には『フォームタイ』というモノがあります。
この3つの器具で、
コンクリートの圧力で壁の厚さ(コンクリート厚さ)が、
変わらないように、型枠が変形しないようにしてくれます
Pコンとセパレーターは、
コンクリ打設時にはコンクリートの中に埋まってしまいます。
その後、
硬化し型枠を外した時に、
Pコンのみコンクリートから取り外されます('Д')!!!
そこで出来るのが、
みなさまも見たことがある「コンクリートの丸い跡」です
これですね(._.)
穴は後にモルタルで埋められますが、
打ちっぱなしの壁になっているところは穴の跡があります(*'∀')☆
それがまた、オシャレに見える事もありますよね
今回の現場日記はここまでにしまぁーす
☆いくつもの検査を合格したコンクリートで地下1階スラブコン打設
みなさま、こんにちは
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。m(__)m
では、さっそく現場の様子をご紹介致しますッ!!!
まずは、
前回の日記で断熱材を敷いた上に、配筋を行います
前回コンパネを設置していた壁に、
今度はグレーのシートが貼られておりました。
これの正体は「防水シート」!
防水シートを貼る理由は、
地下1階の床と基礎の打ち継ぎ
(=前回打ったコンクリートと次に打つコンクリートの境目)になるので、
水の侵入を防ぐ為、防水シートを貼るらしいです
そしてここからコンクリート打設を行います。
コンクリート打設を行う為に、
打設するコンクリートは検査が行われます(`・ω・´)
その1:コンクリートの固さ
筒にコンクリートを入れて、
全部埋まったところで抜き出します。
広がったコンクリートの数値を測り、
既定の数値が出たら「コンクリートの固さ」は合格です
広がった幅を「フロー」
高さを「スランプ」といいます。
その2:空気量
これも筒にコンクリートを入れていきます。
しっかり詰まったら、
筒を真空にしていき「空気量」を測ります。
既定の数値が出たら「空気量」も合格です
その3:塩化物量と温度
入れ物に入ったコンクリートに、
機械を突っ込みます。
すると、
つながった先で数値が計測されるので、
既定の数値が出たら「塩化物量と温度」も合格です
全て合格が出たら、コンクリート開始です。
コンクリート検査には持ち帰って検査する項目もあります。
それが
その4:コンクリートの強度
緑の筒に同じくコンクリートを入れて、
業者さんが持ち帰ります。
1、2日経過しコンクリートが硬化したところで、
緑の筒からコンクリートを取り出し、圧縮をかけます。
コンクリートがどこまで圧縮に耐えれるかを検査し、
既定の数値が出たら「コンクリートの強度」も合格です
そして無事、地下1階の打設が終了いたしました(*´▽`*)
このように、
たくさんの検査を受け合格したコンクリートが、
RC造の建物に使われているのです。
安心・安全。
そして、丈夫で長持ちするRC造の建物です