基礎工事の最近のブログ記事
基礎コンクリート打設
10月になり、一気に肌寒くなりました。
そして、愛犬が私のベッドを占領しだしました・・・
寒くなって来た証拠ですね( ´∀`)σ
さて、前回からの続きですッ
こちら1階スラブ、
スタイロフォームが敷き込まれました。
?スタイロフォーム?
完全に独立した無数の気泡でできた発泡体の断熱材で、
耐水性に優れ、板状で適度な硬さをもっているため加工しやすく、
鉄筋コンクリート構造に適した断熱材です。
– スラブ配筋 –
決められた間隔に、縦横網目2段に鉄筋を組んでいきます!
鉄筋は、いくらその太さや本数が足りていても
所定の位置に収まっていなければ本来の強度が発揮されませんッ
こちらは、配筋検査です。
コンクリートを打ち込む前に、
配筋図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかが
必ず設計監理者によって検査されます
検査に合格すると、コンクリ打設ですッ( ´∀`)σ
– 基礎コンクリート打設 –
1台去ってはまた1台、
生コン車やってきまーす
ガードマンさんの安全な誘導で、
現場内へ→→→
バックでポンプ車へ付けたら・・・
生コンをポンプ車へ( ´∀`)σ)∀`) GO!ゴー!ごー!
?コンクリート?
セメントと骨材、砂や砂利に水を加え、練り合わせて固めたもの。
生コンが初めて誕生したのは、1903年(明治36年)のドイツ!
日本では、それよりもずっと遅く1949年(昭和24年)だそうです(*^▽^*)
生コンは、時間の経過とともに固まったり、
スランプなどの性能が変化してしまったりします
生コン車のドラムがまわりつづけているのは、
そうした生コンの性質の変化を極力少なくしつつ、現場まで運搬するためです
その生コンを、
ポンプ車から圧送し、打設していきますッ
レベルと呼ばれる機器により、高さ測定します。
現場監督の畠山さん、
円滑に進むように様々目を配ります
トンボで綺麗に均していきます〜
打設完了ッ
次回は、いよいよ躯体工事へと入っていきます(*^▽^*)
お楽しみに
10月の現場見学会はコチラから!
捨てコンクリート打設
前回は根伐り工事までお伝え致しましたッ!
それでは、続きですー
杭の周り、一段深く掘られております。
杭の周りは柱が立つため、強度が必要となります。
その為一段深く掘り、
そこへ柱を支える基礎ベースを作っていきます
基礎伏図に従って、決められた形、大きさ、
深さに掘ったら、しっかりと転圧ッ!
– 床付け –
?床付け?
基礎の掘削で、所定の深さまで掘削が済み
規定面の通りに仕上げる事。
簡単に言うと、掘った底をしっかりと固めて平に均すことですッ
平になったところで、
基礎コンクリートと地盤をつなぐ砂石・再生砕石を敷きます。
この上からさらに転圧をかけ、床付けの完了です
– 捨てコンクリート打設 –
転圧で踏み固めた孔の底に、
厚さ50mmのコンクリートを打設していきます。
これを捨てコンクリートと言います。
?捨てコンクリート?
役割は2つ!
■水平面の基準を設ける。
■実物大の設計図!
土のままでは、建物の通り芯や基礎等の位置を決める墨を出すことも適わず、
鉄筋を組んだり、型枠を建てたりの作業も出来ません。
その為、作業をしやすくする為に打つコンクリートが捨てコンです。
(この捨てコンは、構造上には耐力的に影響しません。)
↓打設完了ッ
捨てコンに墨出しをしていきます。
子墨が完成した後に、
赤・青・黄と信号機のカラー(スプレー缶)を使って柱や梁などの
位置を印して行きます
– 基礎配筋 –
捨てコンクリートの打設と墨出し作業が終わると、
基礎配筋へと入りますッ
墨に沿って、鉄筋を組んでいきます。
柱を支える、ベースの鉄筋が最初に組まれます。
続きまして・・・
赤いスプレーは柱ですが、
柱を挟むように一定の間隔でキソエースというT字型の
支えを捨てコンに釘で打ち付けていきます。
キソエースは簡単に言いますと、
地中梁の主筋保持の役目をします( ´∀`)σ
こちらは、配筋検査
規定通りに鉄筋が組まれているか、
しっかりとチェック致しますッ
内側の型枠も建て込まれました(*^▽^*)
今回はここまで(*´∀`*)
9月の現場見学会のお知らせ
皆様のご来場、お待ちしております
根伐り工事
前回は杭打設までお伝え致しましたッ!
それでは、続きですー
– H鋼打ち込み –
マンション建設の基礎工事では総掘りの場合は、マンションがすっぽり!
と、入るくらいの穴を掘ります。
掘るそばから土崩れを防ぐために、矢板を挟んでいきますが
その前にH鋼と呼ばれる山留め杭を打ち込みます
↓こちら、杭打ち重機
どどーんッ!
打ち込み終わったH鋼
真上から見ると、アルファベットのHの形をしています。
だから、H鋼
– 根伐り工事 –
?根伐り工事?
根伐り工事は、建物を作るために基礎や地下となる部分の
土を掘り出す工事です。
バックホーと呼ばれる重機で土を掘っていきます。
掘るのに何故、ねぎり??
基礎内に草木の根があると、後々建物に影響してしまう為
「根を伐る」
と、いう所から由来しているそうです
掘った土は大型ダンプで排出されます。
掘るにしたがって、打ち込んだH鋼の山留め杭が姿を現しますッ!
土崩れを防ぐ為に、長さ約1mほどの杉板を挟んでいきます。
作った隙間に板をはめ込んでしっかりとハンマーで叩いて固定し、
次々と板をはめ込んで掘削の進み具合に合わせるように下に下にとつなげていきます。
杭の頭が見え始めました
根伐りをする際に露出する唯一の部分の主筋の頭。
土色と鉄筋色が判別しやすいよう、また泥で汚れないように、
主筋の頭は白いカバーで養生してあります
杭の周りは柱が立つ為強度が必要となるので、
その為柱の周りは一段深く掘ります。
所定の深さ(根伐り底)まで掘削が終わると、
底をしっかりと固めて平にならしていきます・・・・が、
その様子はまた次回ですッ(*^▽^*)
☆9月現場見学会のお知らせ☆
皆様のご来場、お待ちしております。
杭工事が完了!
全回は杭工事の様子をお伝え致しましたッ
試験杭、鉄筋の搬入から
続きいってみましょうーーー
?試験杭 鉄筋搬入?
搬入された杭の鉄筋材料は、
検収が行われます
種類や長さ、杭径などを計測しています。
こちらは前回ご紹介致しました、土質サンプル
支持層の確認です。
こちらは掘削長の確認
様々確認を行い、
いよいよ鉄筋カゴの建て込みですッ
鉄筋カゴはジョイントを続け、
一本の鉄筋カゴとなります
カゴが下へ下がらないようパイプで置き、
鉄線で結束をしていきますッ
続きまして、コチラッ!
プランジャーを投入します
??プランジャー??
コンクリートを打設する時、コンクリートの分離を防ぐ為、
コンクリートの打設始めにトレミー管の中へ入れる皿状のゴム抜の事です。
ちなみにこれがトレミー管
こちらもジョイントをし1本の管にします。
杭底部からコンクリートを打設していく際、
高い位置から落下して分離する事を防ぐ役割をしています。
?スランプフロー試験?
??スランプ??
スランプコーンというバケツに生コンを入れて、
コーンを外した時に、どれくらい生コンの山が沈んだか・・・という値です。
どれくらい低くなったかを測ると、
生コンの軟らかさが分かりますッ!
軟らかい、ということは、
施工がしやすい。と、いうことです
通常のスランプ値は18cm程度と言われています
(30cmから山の高さを引いた距離がスランプ値です!)
試験に合格すると、
いよいよコンクリート打設です
ドドドドドドドドーーーーーーーーーー
コンクリートを打設しながら、
ケーシングとトレミー管を引き上げていきます。
杭頭径900φ 22.2m 計14本
杭頭径900φ 22.7m 計 1本 合計15本の杭を打設致しました
それでは今回はここまでです。
次回の更新をお楽しみにッ
8月現場見学会のお知らせ
皆様のご来場、お待ちしております