捨てコンクリート打設
前回は根伐り工事までお伝え致しましたッ!
それでは、続きですー
杭の周り、一段深く掘られております。
杭の周りは柱が立つため、強度が必要となります。
その為一段深く掘り、
そこへ柱を支える基礎ベースを作っていきます
基礎伏図に従って、決められた形、大きさ、
深さに掘ったら、しっかりと転圧ッ!
– 床付け –
?床付け?
基礎の掘削で、所定の深さまで掘削が済み
規定面の通りに仕上げる事。
簡単に言うと、掘った底をしっかりと固めて平に均すことですッ
平になったところで、
基礎コンクリートと地盤をつなぐ砂石・再生砕石を敷きます。
この上からさらに転圧をかけ、床付けの完了です
– 捨てコンクリート打設 –
転圧で踏み固めた孔の底に、
厚さ50mmのコンクリートを打設していきます。
これを捨てコンクリートと言います。
?捨てコンクリート?
役割は2つ!
■水平面の基準を設ける。
■実物大の設計図!
土のままでは、建物の通り芯や基礎等の位置を決める墨を出すことも適わず、
鉄筋を組んだり、型枠を建てたりの作業も出来ません。
その為、作業をしやすくする為に打つコンクリートが捨てコンです。
(この捨てコンは、構造上には耐力的に影響しません。)
↓打設完了ッ
捨てコンに墨出しをしていきます。
子墨が完成した後に、
赤・青・黄と信号機のカラー(スプレー缶)を使って柱や梁などの
位置を印して行きます
– 基礎配筋 –
捨てコンクリートの打設と墨出し作業が終わると、
基礎配筋へと入りますッ
墨に沿って、鉄筋を組んでいきます。
柱を支える、ベースの鉄筋が最初に組まれます。
続きまして・・・
赤いスプレーは柱ですが、
柱を挟むように一定の間隔でキソエースというT字型の
支えを捨てコンに釘で打ち付けていきます。
キソエースは簡単に言いますと、
地中梁の主筋保持の役目をします( ´∀`)σ
こちらは、配筋検査
規定通りに鉄筋が組まれているか、
しっかりとチェック致しますッ
内側の型枠も建て込まれました(*^▽^*)
今回はここまで(*´∀`*)
9月の現場見学会のお知らせ
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