2021年8月アーカイブ
・基礎工事の様子(根伐り・山留め・基礎配筋)
皆さまこんにちは!
では、現場日記を更新いたします___
大田区東矢口にて、賃貸マンションの建設工事を行っております。
前回ご紹介しました、杭工事から工事は進みましたよー!
まずは根伐り工事をお伝えします。
基礎を作るスペース確保のため、重機にて掘削作業を行う根伐り工事で、指定の深さまで掘り進めます。
指定の深さというのが、支持層になります。
構造物を支えることができる地盤(地層)のことを支持層といいます。
根伐り工事と同時進行で、山留め工事も行います。掘ったそばから土砂崩れが起きないように、
H鋼の間に矢板を挟み込んで、壁をつくっていますよ。
土のままでは作業ができないため、捨てコンクリートを打設しました。(写真は打設後です)
コンクリート硬化後に墨出しを行っております。
捨てコン上に基礎エースという鉄筋受け金物を打ち付け、基礎配筋が始まります。
基礎エースの上には梁主筋を並べています。
梁主筋に巻き付くようにして細い鉄筋があります。これはあばら筋といい、主筋の補強筋となります。
また、鉄筋が膨れ上がっている箇所は、鉄筋を圧接してつなげているため、このように膨れています。
ちなみに柱の鉄筋も組まれています。
太いのが主筋、主筋に対して巻き付くようにある鉄筋は、帯筋(補強筋)といいます。
梁と柱では、補強筋の名が変わります!
以上になります。
次回のブログもよろしくどうぞ。
・杭工事(鋼管杭)を行いました
皆さまこんにちは!
では、東矢口の現場日記を更新いたします__
東急池上線「蓮沼」駅より徒歩4分!賃貸マンションを建設中です。
今回は杭工事の様子をご紹介します。
杭とは、建物の重さを原因とした地盤沈下を防ぐために打ち込むものになります
当現場は「鋼管杭」を使用しました。先端は刃のような形をしています。
先端の刃で掘削していきながら埋没していき、杭の打ち込みを行っております。
そして鋼管杭を溶接し、つなげていますよ。
続きまして、H鋼の打ち込みをご紹介。こちらも杭の仲間、「山留め杭」になります。
杭打設の前に、スクリューを使って先行削孔を行います、
スクリューの中には、セメントミルクを通す管があり、
予定の深さまで到達したのち、引き抜きながらセメントミルクを注入していきますよ。
なぜ、セメントミルクを注入するのかというと。
スクリューで開けた孔壁の保護をしており、これを根固めといいます。
そしてH鋼の打ち込みが始まりました。
後の山留め工事に役に立つので、それはまた次回のブログでご紹介できればと。
では、次回のブログもおたのしみに。
・工事を始める前に│地鎮祭を行いました
皆さまこんにちは!
台風が接近中とのことで・・・。せっかくのお休みは荒れたお天気になりそうですね。
十分に注意してください。
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では!東矢口の現場日記を更新いたします。
本日は工事を始める前の地鎮祭の様子をご紹介いたします__
地鎮祭とは、工事の安全と建物の繁栄を祈願するために行う儀式になります。
土地の神様に、この土地を利用させていただくことの許しを得る儀式でもあります。
式典の中で、鍬入之儀というのがあります。
設計者・建主様・施工者がこの土地で初めての作業を行うのです。
まずはじめに、仮初(かりそめ)。設計者がこの土地で初めて草を刈ります。
そして。鍬入れ(くわいれ)。建主様が土をおこします。
最後に、穿染め(うがちぞめ)。施工者が土をならします。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)のご紹介です。
参列者一人一人、玉串を神様に捧げる儀式になります。
玉串に自分の心をのせ、神様に捧げるという意味が込められています。
以上!
地鎮祭の様子をご紹介しました。
次回からは工事の様子をご紹介いたしますので、おたのしみにー。
・大田区東矢口にて賃貸マンションの工事がスタートいたします
皆さま( ノ゚Д゚)こんにちは
この度、大田区東矢口にて賃貸マンションの工事がスタートいたします。
下記、現場概要になります。
住 所 / 大田区東矢口3丁目
工 期 / 2021年7月(着工)―2022年3月(竣工予定)
構 造 / 鉄筋コンクリート造
間 取 / 地上4階・1K(6戸)・1LDK(4)
完成予想パース
工事中は、近隣の方をはじめ多くの方にご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。
こちらの現場日記では、工事の様子を分かりやすくご紹介していきますので
竣工までよろしくお願いいたします。