2012年8月アーカイブ
☆躯体工事と内装工事☆
みなさま、こんにちは8月もあとわずか、暑さ疲れもだいぶ溜まってきましたね・・・。
室内と屋外の温度差が凄いので、体調管理をしっかりとして下さいね!!
さて、早速現場の様子です監督さん、職人さんはエアコンもない現場で日々頑張ってくれています
こちらは、梁の配筋をしているところです。
梁の配筋は、スペースが狭いので、壁の型枠がきれたところへ写真の職人さんの後ろにある
橋げたのような物を渡し、その上で配筋を組んでいきます
梁の配筋が組み終わった所で一斉に配筋を支えていたものを取り、梁配筋を所定の位置に落として
固定をします。
壁の型枠の間に梁配筋がセットされているのが見えますね
続いてはスラブ配筋を行いますこうやって見ると、建物が沢山の鉄筋で囲まれているのが
分かりますね
スラブ配筋が終わると、設備配管を行い、検査になります
この検査・・・・・とっても厳しいのです・・・・・が、安心できる建物を作るためにはここが厳しくないと
鉄筋が正しく組まれているか、間隔はあっているかなど、検査項目は沢山あります
続いてこちらは内装の様子です。
居室を区切るためのボードを設置しました。このボード、室内で起きた火災を隣の部屋に
いかないよう、60分間耐えられるつくりになっています更に、天井と床に出来てしまう
隙間からも火が伝わらないように、耐火性のシールを貼って、もしもの時に延焼を少しでも
遅れさせるようにします
躯体に断熱材を吹付けていきます
断熱材は暑さ寒さを伝えにくくするので、ここ最近の気候を考えるとありがたいですね。
こちらの階では、窓のサッシが取り付けられました
躯体はサッシより広く開口部を設けてあり、躯体には「サッシアンカー」が埋め込まれてあり、
サッシとサッシアンカーは溶接をして固定されます
躯体工事も内装工事も同時進行で行われているのがわかりますねそして、階毎に
工事の進捗が違うので、様々な工程を知る事が出来ますまだまだご紹介していない工程は
沢山ありますが、また次回お楽しみに
☆内装工事の続き☆
みなさま、こんにちはオリンピックも陸上競技が始まり、いよいよ終盤戦になってきました。
そろそろ寝不足もピークのはずです我々ももう少し頑張りましょう
さて、前回から内装工事の様子をご紹介していますが、その続きです
ちっちゃーいロボット(?)のようなものから赤い光線が出ています・・・・。
映画だとこの光線に当たると警報機がなっちゃう感じですが、こちらは現場。
間違いなくこの光では警報は鳴りませんので、ご安心を
この光は何をしているのでしょうか!?
ちょっと場所は違いますが、先ほどの光を目印に書いたものです!!
正解は「墨だし」でした!
このラインに従って左官屋さんがモルタルをぬりぬり♪♪
ちなみに、階段が外にある場合は、水が端の溝に流れるように勾配をつけてぬります
こちら左が墨だしをしていた職人さん、右が弊社の社員元工事部員です。
お仕事中にも関わらず手を止めて写真を撮りやすいようにして下さったり、
写真にも写って下さいましたありがとうございました。
室内では間仕切りがされている階もありました。
銀色の細い柱のようなものはLGSと言って、床面と天井面にはカタカナのコの字型を
おいて「コンクリート釘」というので打ち付けて固定をします。
そして、そのコの字の間に四角柱の形のLGSを組んでいきます。
LGSとはlight gauge steel=軽量の規格の鋼=軽量鉄骨になります。
こちらでは、ユニットバスの設置もされていました。
ユニットバスの後ろ側ってこんなカンジなんですね・・・ホントにユニット。
LGSの写真のところにもちょっぴり写っていますが、
このホースは設備の配管ですピンクがお湯でブルーがお水そのお隣がガスで、一番右が
電気になります!内装工事でこのLGSと配管を一番最初に行うのは理由があるのです
その理由がこちら↓↓
「置き床」をするからです
ナゼ置き床をしなければいけないのかは、配管を躯体の上に出す事で
メンテナンスがしやすくなります。以前は躯体の中に埋め込んでいたので、
何かあると作業が大変だったそうです。しかし、躯体の中に隠さない事で
調子の悪い部分を短時間で解決できるようになるそうです
最上階では型枠材と壁の配筋が組まれていました!
このように、内装工事と外構の工事は同時進行で行われていくのです
職人さんサポート準備中。このサポートでコンクリートを打設している最中の
型枠を支えます。室内全体にサポートを立てることで平らな床&天井を作る事が出来ます。
この1本のサポートで支えられる加重は「1トン」です
サポートの上に「大引材」が渡されています。この上に型枠材が敷かれます。
躯体工事には色々なものが使われて作られていきます
次回はどうなっているのでしょうか。お楽しみに