☆まずは「山留工事」建物の周囲を囲っていきます。
みなさま、こんにちは
暑いですね・・・
今年はマスクをしなければならないので、
いつも以上に暑さを感じている気がします。
外でお仕事をされている方は、
十分に熱中症に気を付けてください
それでは、工事の様子をご紹介致します。
初めてご紹介する工事は、山留工事です。
山留工事と根伐り工事は一緒に行われる事が多く、
根伐工事とは、
建物の基礎を造るために、
地中に空間を造る工事の事です。
山留工事とは、
その空間が周りの土圧で崩れてこないように、
壁を造る工事の事です。
今回は山留工事(その1)として、
壁を造る前の準備をご紹介していきます。
壁を造るための準備として、
『H鋼』という鋼材を土へ埋めて行きます。
H鋼がコチラ
横から見るとアルファベットの「H」に見えますよね?
コレがH鋼です。
このH鋼を建物が建つ周囲に合わせて、
土の中へと設置して(埋めて)いきます。
その時、杭打機にドリルのような形をしたモノを設置させ、
回転させて、土を掘り出していきます。
その時、
セメントミルクというモノを土に注入していきながら、
土を掘っていくことで、
各段んに柔らかくなり掘りやすくなります。
下の機械がセメントミルクをつくる機械です。
名前の通り、主な材料は「セメント」と「水」です。
このようにして明けた穴へ、
先ほどご紹介したH鋼を差し込んでいきます。
埋めたH鋼は、
まっすぐに埋まっているか、職人さんの目によるチェックを行います
このようにして、H鋼を建物の周囲へ埋めていく作業が、
山留工事(その1)です
H鋼の必要な長さがとても長い場合や、
現場の入り口が狭い場合等で、
1本の状態でH鋼を現場に搬入できない場合があります。
その場合、H鋼をつなげて必要な長さにするのですが、
今回の方法は溶接。
下のH鋼の写真を良く見ていただくと、、、、
しっかりと溶接された跡がみえると思いますッ
他の方法では、
ボルトをしっかりと留める事によって、つなげる方法もありますよッ
埋めているH鋼が少し飛び出ていますよね?
その理由については、
次回の現場日記にてご紹介致します(*´▽`*)
では