☆基礎工事の様子☆
みなさま、こんにちは今年もあと2ヶ月・・・ちょっと前まで暑かったのに
あっという間ですねーーーーさて前回は保育園の完成予想パースの
ご紹介でしたが、今回はいよいよ工事の様子をご紹介致しますね
さて、根伐り工事、山留め工事をして根伐りで掘ったところを床付けした現場に「捨てコン」を
打設致しましたぁ「捨てコン」と言うのは、土のままでは鉄筋を組んだり、足場を組むことが
出来ず、その他にも、床付けを行っただけでは高さも一定ではない可能性もあるので、
5~10cmのコンクリートを打設して床面の高さを均一にするのです。
端から少しずつ打設をして、トンボを使って均していきます。
ちなみに、この捨てコンの時には、表面を滑らかにする必要は無いので、
「鏝」使わずに、トンボのみで均していくんだそうです
このように、敷地が広いところにコンクリートを打設する場合は、少しずつ簡易の型枠のような
ものを使って区切りながら打設をしていきます
捨てコン完了ーーーーーーー真ん中に四角く穴が空いているのは、基礎工事の時に出た
水はあの穴へ流す為に排水用に開けてあります
コンクリートが硬化し落ち着いたら、「墨出し」を行い、配筋や足場の指示を描きます。
「墨出し」の指示に従い基礎配筋が始まりました。写真でコンクリートの上に立っているのは
「基礎エース」というもので、梁の配筋を支える為の物で、形はこのようなものが主流です↓↓
下の四角い部分は捨てコンに固定され、上の「T字」のところに梁の配筋を組んでいきますっ
捨てコンの上に鉄筋が碁盤の目のように綺麗に組まれました。これは建物の荷重を
地面に均等にかかるようにする為の「耐圧版」の為の配筋になります。
建物の荷重はとても重たいので、1点で支えるのは建物にも地盤にも負担になってしまうので
重さが分散されるようにするのです
基礎配筋が完了したようです。基礎の部分は地下に入ってしまうのですが、ライフラインの
メンテナンスをする為に人が通れるように「人通口」という穴を作っておくのですょ
鉄筋の間に筒が入っているところがありますが、これはコンクリートを流した時にこの筒部分は
コンクリートが流れないのでトンネルのようなものが出来るのでーすこのトンネルの中には
最終的には設備の配管が通ります
1階の床面(スラブ)にスタイロフォームという断熱材を敷きますッ
このスタイロフォームは完全に独立した無数の気泡でできた発泡体の断熱材で、
耐水性に優れ、板状で適度な硬さをもっているため加工しやすく、
鉄筋コンクリート構造の打ち込みなどに適した断熱材なのです
スラブ配筋が組まれました
こちらも碁盤の目のように組みますそして、この鉄筋はこのあと、コンクリートの中に入るのですが、
コンクリートのかぶりの厚さが一定になるように、断熱材と鉄筋の間に「スペーサー」というものを
かませて、高さを一定にします!そのスペーサーがコチラ↓↓
「タワー型スペーサー」です。これを一定の間隔を空けて鉄筋の下に設置する事で
鉄筋がコンクリートの中で必ず決まった高さのところに入るようになるのです。
配筋検査を行いました!この検査では鉄筋のピッチや太さなど色々な項目を
チェックするのです!これに合格しないと、次の工程には進めないので、
大切な検査になるのですさて、この続きはどんな作業が行われるのでしょうか
その様子はまた次回!!お楽しみに